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本の感想「プランツケア」

「プランツケア」
 川原伸晃
 サンマーク出版
 2023年7月10日 初版発行

“100年生きる観葉植物の育て方”

プロローグに、多くの植物には寿命という概念がない、正しく「ケア」すれば人より長生きする。
観葉植物は、人間によるケアが欠かせない。人間もまたケアしないではいられない。人間にとって、観葉植物は“世界を意味のあるものにする存在”と言える、とある。

数百年生きる植物は、無数に存在し、数千年を超えることさえあるそうだ。

筆者は業歴100年の園芸店に生まれ10代から植物をケアし続けて20年経った。
植物を売りっぱなしではなく、アフターケアに取り組みサポート保証をしている。そして“植物ケアのサービス群”を“プランツケア”と命名した。

ケア入門の初級編、中級編、上級編、最後に植物別ケアとあり分かりやすい。剪定の仕方もある。

“植物をめぐる哲学的エッセイ” が間に挟んであり、読み物としても面白い。

家でも観葉植物を何回か購入したが、大きい植物の方が維持するのが難しく枯らしてしまった。
今度は長生きさせたいと思う。


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