【正常歩行のために】見直したい普段の道具

昨日、正しい姿勢で歩くことは、筋トレにもなるし負担も軽くなって長距離歩けるようになるよ、というお話を投稿しました。

歩行姿勢に気を付けて歩くことで、普段の歩行が筋トレ代わりになったり、ウォーキングでの有酸素運動能力向上に繋がります。

そこで本日は、正しい姿勢で歩けるように普段使う道具の中で取り入れるとよいポイントについて書いていきます。

①ショルダーバックよりリュック

普段皆さんはどんな鞄を使われているでしょうか。

女性の方だと、普段使いでも通勤でもショルダーバックを使われている方が多いのではないかと思います。
種類も豊富ですし、可愛いデザインも多いですよね。

一方で、「正しい姿勢のため」という観点だと、
やはり【リュック】に軍配が上がります。

ショルダーバッグなど、片方の方に重さがかかるもの、または歩くときに腕が振りにくくなる鞄は、やはり体の歪みに繋がったり、下半身への負担に繋がりやすくなります。

「リュックは服装に合わないんだよね、、、」
「お客さんのところに行くからカジュアルすぎるとちょっと、、、」
と思う方もいらっしゃると思うのですが、最近では女性向けのデザインのものが多数展開されていたり、PCが入るものや、ショルダーに変形できるタイプなどもありビジネスシーンでも使えるものも多いです。

毎日ではなくても、歩くことの多い日のうち週1日からリュックを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

②ヒールよりスニーカー、ヒールならチャンキーヒール

これは皆さんもなんとなく予想されている点かもしれませんが、、、
やはり正しい姿勢で歩くためには、ヒールよりもスニーカーをおすすめします。

ヒールを履くと、重心（骨盤）が前に移動しやすくなります。
それを補うように上半身は後退しやすく、結果スウェイバックと呼ばれる不良姿勢になりやすいです。

※こちらで自分の姿勢がチェックできます

普段の服装がガーリーだったり、フェミニンな方は、スニーカーには抵抗があるかもしれません。

その場合はフラットシューズやフラットパンプスでもいいと思います。
全くのフラットでヒールがないものは、逆に反張膝（膝が伸びすぎてしまうこと）の原因になることも多く、1～3cm程度のヒールがある方が歩きやすい場合があります。

また、どうしてもヒールがいい！という方は太めのチャンキーヒールだと、安定感もあり歩きやすくなると思いますので、取り入れてみてください。

自分に合った靴、自分に合った鞄を選ぶことは難しい時もあります。
ご相談にのらせていただいたり、現在使っている鞄の長さ調整なども対応できますので、お気軽にご相談ください。