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野草生活 山梨で野外講座
季節に寄り添ったご飯を提供する、プラントベースの"よりどころ"店主のyoriです。
四季ごとに山梨は塩山で野草の実践講座に参加しています。
今回は野草中級講座 春編に参加しました。
講師は鶴岡舞子先生。
都内のレストランに野草も卸している、野草のプロフェッショナルです。
毒草を知る
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この可愛らしい黄色いお花は、きつねのボタン だそうです。
写真ではよくわかりませんが花びらがキラキラと光っているのが特徴。
可愛らしいお花ですが、毒草です。
野草を楽しむには、まず詳しい人からちゃんとした知識を学ぶ事が大切です。
美味しい野草
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まるばとげちしゃ
葉っぱの裏に柔らかいトゲトゲがあるのが特徴です。
まるでレタスの様な味わい。
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シロツメクサ
幼い頃、白いお花を摘んで花飾りを作った記憶があります。
今回は葉っぱを摘んで茎をくるっと丸めて天ぷらにしました。
摘んだ野草たち
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小一時間でこのくらいの野草を摘みました。
摘んだ野草は同じ種類で分けておきます。
菊芋、セイタカアワダチソウ、カキドウシ、ナズナ、ギシギシ、カラスノエンドウ、スズメのエンドウ、シロツメクサ、マルバトゲチシャ、ヒメジオン、よもぎ、ヒメオドリコソウ、野蕗、ギボウシ、藪萱草…
ツツジ、フジの花、ニセアカシア…
本日のメニュー
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ワインご飯花チラシ寿司
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野草講座の参加は今年で4年目。このワインご飯はうちのお店でも定番です。
ワインを入れてご飯を炊きますが、なぜか炊いている時にはパンを焼いている香りがします。 山梨は甲州ワインが有名ですね。
うちではアレンジして出しています。
野草の天ぷら
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衣を薄くつけてさっと揚げるのがポイント。
サクサクとした軽い食感。
野草のえぐみやほろ苦さは揚げると軽減して、程よい趣きのあるワイルドな天ぷらです。
実は野草の天ぷらをリメイクして、野草の天むすにしましたよ!とてもおいしかったです。
よもぎポテサラ
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ご存知よもぎを湯掻いて叩いてじゃがいもに合わせてサラダにしています。
よもぎの清涼感が爽やかなサラダで、こちらもうちのお店で出す事があります。
蕗の煮物
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柔らかい野蕗なら筋を取らなくても食べられますが、太いものはとった方が良いでしょう。
食べる大きさにカットしてさっとゆがき、油揚げと一緒に炒めます。
味付けは塩のみ。
写真のものは鰹節を和えています。
たんぽぽケイパーのカルパッチョ
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たんぽぽの小さな蕾を酢漬けしたもの。
*事前に先生が作ったもの。
ケイパーと言われても何の違和感もありません!
いろいろジャムクラッカー
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ころ柿(山梨の特産、干し柿)を生クリームに漬け込んだ"ころバター)*私は豆乳ヨーグルトに漬け込んだものを家では作ります。
たんぽぽ蜜*先生作
私も作りました。
たんぽぽのお花を集めるのがちょっと大変。
まるではちみつです!
イタドリジャム
和製ルバーブと言われています。
私も今年は自宅で作りました!
桑の実ジャム
このフィールドに大きな桑の木があり、毎年先生が作られています。
ちなみに桑の葉は糖分を体内から排出する役割があると言われていて、お茶は糖尿病の方が良く愛飲されています。
野草生活の魅力
私が思う野草生活の魅力は、季節を味わえる事です。
草木はその時期が来たら成育します。
その土地、その季節にふさわしいものが育ちます。
その場で生活をしている人間にとってもその季節に食べるのにふさわしいものです。
それを"身土不二"と言います。
マクロビオティックの三大原則の一つです。
その意味は、体と土地はバラバラの物ではなく、密接した関係である。と言う事です。
今はいつでもどこにいても色々なものを手に入れて食べる事ができますが、人間も自然界の一部とすれば、その自然界のリズムの中で食べられるものを食べるのが体が望んでいることだと思います。
だから私は、毎年季節ごとに野草講座に出て、野草の事を学び、体に取り入れて、自宅付近でもできる事を探して生活をしています。
特に野草でなくても、その季節にしか食べれれないもの、あるいは、本当の旬のものを意識して生活をす事が、健康的に毎日を楽しく元気に暮らせる事につながります。
番外編
余ったニセアカシアを持ち帰り、ピクルス液につけました。ピクルス液は、以前自宅でピクルス作った時に余っていたもの。
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