ノチーノを仕込む
青いくるみをウォッカなどに漬け込み、スパイス類を入れて熟成させる果実酒の一種。
イタリアのお酒らしいです。
話には聞いていたのですが、今年ちょっとだけ仕込んでみました。
聖ジョパンニの日、6月24日の夜に青いくるみをとって作るという言い伝えがあるようです。
わたしが青いくるみを手に入れて割ったのが7月2日。
すでに中でくるみの殻はやや硬くなっていて、半分に割れるものと割れないものがありました。
半分に割ったクルミからは顔が…💦
ノチーノの作り方は様々ですが、青いくるみを割ってアルコールに漬けるのは共通しています。
聖ジョパンニの日、6月24日にとったくるみを使用する、というのは言い伝えなのでしょうが、確かに7月2日ではすでにくるみが硬くて半分に割れないのもありました・・・
来年は6月24日に取りに行こうともう心に決めました。
さて、最初から糖とスパイスを入れて長く熟成させるレシピと、最初はアルコールに漬けて、6週間後に糖を煮詰めたシロップとスパイスを入れるレシピとがありました。
後入れの方は、6週間瓶を日にあて、毎日瓶を振り、中に酸素を送り、酸化させることによりアクを抜くようです。
普段やったことのない作り方なので、私はスパイス後入れにしました。
使ったアルコールはスミノフ ウォッカ
青くるみを入れると、みるみる黒くなりました。
青黒い色です。
数日経った今は、もっとどす黒いです。
このまま6週間後の8月12日を待つことにします。
仕込んでからずっと雨なので、瓶をお日様に当てることはできませんが、毎日シャカシャカと振っています。
入れるスパイスは、シナモン、クローブ、バニラビーンズ、黒胡椒、カルダモン、八角、レモンの皮・・・
糖をシロップにして加えるのは、カラメル的なほろ苦さを加えるためのようです。
その為、コーヒー豆を入れるのもいいみたいです。
yoridocoro店主 よりくに ようこ
マクロビオティックの総本山
クッキングスクール リマ
認定インストラクターとして講師も務めて
現在は世田谷区経堂にある、予約制マクロビオティックキッチンスペースを運営