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芸術と正解は私の中にあるってこと。

アメリカ時間土曜の夜、
私はあいも変わらず小川紗良ちゃんのラジオを聴いていた。
ゲストは映画監督の安藤桃子さん。
本や映画、色んな話をする中で

「絵画とか、その中にアートがあるんじゃなくて
 見る人の中にアートがあると思ってて」

そんなことを言っていた桃子さん。
うわあ、すきだ~と思ってしまった。
そうさせるのがアーティストの神髄なんじゃないか?
見方や受け取り方は様々でいいんだ。
人によって見えている世界は違っていいんだなあと。
気持ちよくなった土曜の夜だった。
そんな余韻を感じながら
Finlandsの塩入冬湖さんのポッドキャストを聴いていた今朝のこと。
東京エレキテル/クレアが公開されて
どんな感じで曲をつくったか~みたいな話のあとに

「曲をどう聴いていただいても
    解釈していただいても
 聴いた時点でそれは聴いた人のものなので」

ああもう。
アーティストだなあ。。。
何が正解とか、何が真実とか、
一生懸命考察して見つけ出そうとするのって
ちょっとナンセンスだったかも、
頭かたかったかも、と恥ずかしくなってしまった。
私自身どう感じたか、考えたか、
もっともっと大事にしていきたい。
白か黒かじゃなくていい、
私はすぐに
どっちかはっきり決めてしまいたくなるタイプなんだけど
もっとぼんやり、
自分の都合のいいように物事を決めてもいいじゃないかと
桃子さんと冬湖さんの言葉を通して
考えてしまった出来事だった。

最近ちょっとしんどい、けど
正解は私の中にある。
他人がどう見えてるかなんて知ったこっちゃない。
何気ない景色が物凄く色づいているこの秋を
キレイだなあと思える私はきっとまだ大丈夫だ。
芸術の秋、色んなこと感じ取っていこ。



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