山には勇気の神様がいる
一か月ぶりの執筆です
なかなか考えたことを整理できず、悔しさ
お盆に山仲間の後輩と大分県のくじゅうに行ってきました
初くじゅう、九州の名山です!
今回は初めてのくじゅうということで、
ツアーに参加し、長者原~雨ヶ池~坊がつる~法華院温泉山荘、
法華院温泉山荘~北千里ヶ浜~三俣山西峰の一泊二日コース
一日目、北九州から二人で交代しながら車で長者原へ
夏っぽさ全開の空の下で、いざ山へ
一日目は3時間くらいかけて、坊がつるの法華院温泉山荘まで
歩きました
坊がつる、ここが本っ当に美しいところで
玖珠川が流れ、遠くまで広がる涼しげな湿原、
そしてその先には大船山や平治岳が腰を下ろしている
ああ、なんてかっこいいんだ…
人間がどうすることもできないような、
大きすぎる自然に圧倒される
夜、ペルセウス流星群も鑑賞しました
星が無数に輝き、少し怖さも感じるほどで、
一時間近く、瞑想していました
「宇宙の果てって何だろう」
「宇宙は生きもので、私たちは何なのか」
後輩に「微動だにしてなかったですね(笑)」って
言われてしまいましたー、ははは
二日目、天気良好!!!
昨晩見た星のパワーで朝からスーパー元気でした
間違いなく、この夏一番の思い出になりました
今回くじゅうに来て感じたのは、
山は勇気をくれるのだということ
山にはいろんな神様がいると思う
日本は八百万の神様がいると信じられている国だけど、
山には特に、何かが私たちを守ったり、見ていたりすると思う
山に登ると、不思議と勇気が出てくる
昨日まで考えていた悪いことも、
小さな悩みだったんだなって
自分が見ている景色が広大すぎて、それと比較して
自分の悩みが小さいと感じる物理的なことじゃなくて、
なんかもっと、感動自体が原因な不思議な感触
師匠が一年位前に話してくれた
「ある山に登った時に、自分の悩みなんて
小さいものだったんだって気づいたよ」
そんなことをなかなか経験することができなかったんだけど、
悩みって無くなるわけじゃなくて、
前向きに考えなおせるものなんだな、と気づいたくじゅう
悲しくて涙のダムが壊れる瞬間も、
息をのむほどの感動をした時も、
なぜかどちらも喉の上がきゅうっとなってしまう
これを私が生きている証拠(仮)にしようと思う
自分が分かればいいので(仮)である