【第88回】ミシュランガイド掲載の罪深いとんかつ

どうも、yopparaideskaです。

第88回目は、高田馬場にあるとんかつ屋さん。

東京は美味しいとんかつ屋さんが多い。
例えば、西荻窪の「けい太」、両国の「はせ川」、蒲田の「丸一」、南阿佐ヶ谷の「成蔵」等々挙げればキリがないほど。
そんなとんかつ有名店が多い東京で、とんかつマニアから一目置かれるとんかつが高田馬場にあるらしい、

行ってきましたよ、”とんかつひなた”

あまりの美味しさにミシュランガイドに掲載されためちゃくちゃ美味しいと評判のとんかつ、
果たしてその味は、、

店舗詳細

店名：とんかつひなた
住所：東京都新宿区高田馬場2-13-9 鈴木ビル1F
アクセス：高田馬場駅から徒歩5分くらい
混雑状況：13:50頃到着。15人以上の待機列が。50分ほど待って入店。

外観はこじんまりとしており入りやすい雰囲気。

店内はカウンターのみ14席。
そのため、1人での利用がしやすい。しかし、複数人で行っても並びで座れるように案内してくれるため、複数人での利用も問題ない。

また、オープンキッチンになっているため、とんかつを揚げる工程を見ることができるし、非常に開放的な雰囲気でお店も明るい。

メニュー詳細

・六白黒豚 上ロースカツ定食　1,850円

メニューは、漢方三元豚と六白黒豚の2種類の豚肉からそれぞれの部位を選択するスタイル。
漢方三元豚の方がメニュー数が多いため、多分漢方三元豚がメインの豚と思う。

漢方三元豚は、
甘い脂、淡白でもしっかりとした旨みの赤身、柔らかな上品な肉質が特徴。
上品な女性的なイメージ。

六白黒豚は、
コクのある濃厚な赤身にあっさりとした脂身、ギュッと詰まった纏りのある肉質が特徴。
九州男児を彷彿とさせるようなイメージ。

13:30までに注文すれば、通常よりも300円程度安く1,000円〜のランチセットがあるため、なるべく早く行くことをおすすめします。

この日は遅く行ったこともあり、残念ながらほとんどが売り切れだったため、その中でおすすめしてもらった「六白黒豚 上ロースカツ定食」を注文。

ちなみに、注文は外で並んどる間に聞かれるけん早めに選んでおきましょう。

料理レビュー

席に着いて待つこと約5分、六白黒豚 上ロースカツ定食の到着。

六白黒豚 上ロースカツ定食の内容は以下、
・六白黒豚上ロースカツ
・キャベツ（おかわり自由）
・ご飯（おかわり自由）
・豚汁
・お新香
キャベツやご飯が大盛り、おかわり自由であったり、味噌汁じゃなくて豚汁だったりというサービス精神が素敵。

六白黒豚上ロースカツは、
とりあえず、ビジュアルが最高。
あまりの美しさに語彙力を失ってしまいました。
脂身、赤身、脂身と三層に分かれており、脂身の白色と赤身のほどよいピンク色のコントラストがたまらん。
そして、表面からは滴る肉汁が、、
こんなに完璧な火入れができる技術は末恐ろしい。

肉質は柔らかく非常にジューシー。
脂身は甘く塩をかけて食べるのがおすすめ。

塩は高知県産とアンデスの塩の2種類が完備。
高知県産の方が少し粗くて食感が強く、アンデスの塩の方が少し優しい味わい。

肉の話に戻ります。
脂身は甘くて美味しいけど、上ロースを注文したため、かなり脂身が多い。
量とこってり感で後半食べるのがしんどかった。
脂身が苦手な人は上ロースは避けた方がいいよ。
逆に脂身が好きな人にはめちゃくちゃ最適。

豚汁は、
にんじん、大根、そしてたっぷりの豚肉が入った具沢山な一杯。
こんな贅沢な豚汁はそうそうお目にかかれません。
豚肉の旨味が出まっくておりかなりコクがあるけど、豚肉の旨味に負けず劣らず生姜がかなり効いているため、うまく中和されている。
これだけ生姜を使っても棘がないのは、多分生姜もいいものを使っているのだろう。
とにかく、生姜が効いたこの豚汁、恐ろしいくらい美味しい。

お新香は、
きゅうりと白菜の浅漬け。
手作り感満載で優しい味。
脂身が多いとんかつとの相性が良く、最高の箸休めです。

ご飯は、
固すぎず柔すぎず完璧な炊き具合。
ご飯も甘く一粒一粒しっかりと粒が立っており、美味しい。
こんな美味しいご飯がおかわり無料なんて正気ですかね？
本当にありがとうございます。

キャベツは、
千切りが上手な上にしっかり水気が切ってあるので、とんかつのサクサク感を損ねていない。

たまにとんかつは美味しいのに千切りが粗かったり、水気がしっかり切られていないため、とんかつがブヨブヨになったりする残念なお店あるよね。
ここはそういうもったいないところがない徹底ぶりが素晴らしい。

接客

接客は、特に大将の接客が素晴らしい。
有名店なのに気取ってないし、しっかりと気配りができている。
定食を持ってきてくれる時に笑顔で「ご飯おかわりできるんでいっぱい食べてくださいね」と言われたのが印象的でした。

料理だけではなく、接客がいいお店はまた行きたくなるよね。

まとめ

総じて、ビブグルマンを獲得した凄みを感じたお店でした。
やはり、全ての面において他との違いを見せつけられた。

味はもちろん、とんかつや豚汁などに対するこだわりが強い。

また、なんといっても値段よね。
本当に安い。このクオリティのものをこの値段で提供できる意味が正直全然わからん。
相当原価率は高いはず。

「損得よりも美味しいとんかつを食べてほしい！」
そういう強い思いを感じたお店でした。

また絶対行きましょう。

Instagram詳細

Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。

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