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【第41回】神戸洋食界の重鎮
どうも、yopparaideskaです。
第41回目は、神戸三宮にある洋食屋さん。
行ってきましたよ、”欧風料理 もん”
もともと「神戸サウナ&スパ」でととのった後にディナーで「もん」に行こうと思っていたが、その時はまだ詳しい場所は調べていなかった。
そのお店が「もん」と知らずにふらっと前を通った際にめっちゃ雰囲気がいいお店があるなと思って調べてみたらそこは「もん」だった。(うん、ややこしいね、、)
偶然だったが、佇まいから間違いないということが確定したので、もんを楽しみにととった。
本当は「洋食の朝日」に行きたかったというのは内緒で。
店舗詳細
店名:欧風料理 もん
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通2-12-12
アクセス:神戸三宮駅から徒歩5分くらい
混雑状況:19:00頃到着。待機列はなくすぐに入店できたが、すでにほぼ満席で予約の電話が鳴り響く。
※週末は予約できないので注意
洋館のような建物の中に入ると「ザ・洋食屋」という雰囲気が。
カウンターと机がいいバランスで1人でも複数人でも使いやすいお店。
メニュー詳細
・とんかつ定食 1,980円
洋食屋さんにあるようなメニューは全て網羅してある。なんせ食べ物のメニューだけでなんと40種類以上。
この時期はやっぱり、「カキフライ」、「カキバタ焼き」が人気みたい。
とはいえは、最初から食べると決めていた「とんかつ定食」を注文。
もう少し現金があれば「タンシチュー」も食べたかったな、、
料理レビュー
注文してから待つこと約5分、とんかつ定食の到着。
とんかつ定食の内容は以下、
・とんかつ
・ご飯(おかわり無料)
・味噌汁
・漬物
とんかつは、
一口サイズ強のカツが5,6個。
驚くことに、とんかつじゃなくてヒレカツやった。さすがは関西。ヒレ肉をよく食べるな。
店員さんいわく、おすすめの食べ方はソースにマスタードを混ぜて食べてねとのこと。
からしではなく、マスタードなのもなんか好き。
ヒレカツだけあって非常に柔らかい。大袈裟じゃなく、歯がなくても食べられるぐらい。
それなのにジューシーで噛むごとに肉汁が溢れ出る。
数々のとんかつの名店でヒレカツを食べてきたけど、この大きさで揚げられたヒレカツでここまでジューシーなものは初めて。
基本的に他店のヒレカツは、大きなヒレを一本塊のまま揚げ、揚げた後にカットするため、旨味と肉汁を逃さず内に閉じ込めることができる。
そのため、ヒレカツであっても物によってはジューシーにすることができるけど、ここは一口サイズでカットされた状態で揚げてもこれだけジューシーに仕上がることができるのは、相当お肉の質がいいか、シェフの腕がいいかのどちらと思う。もしくは、その両方。
あと、サイズが一口サイズではなく、一口サイズ強にしてあるのもジューシーさの秘訣と思う。
味に関しても、塩やソース等の調味料を付けんでも味がしっかり味がついて、ご飯が進む味。
店員さんの言う通り、ソース&マスタードはめちゃくちゃ美味しい。
マスタードは、からしに比べて辛さに劣るけど、その分ピリ辛の中にフルーティーさというか甘味があるけん、ヒレカツにピッタリ。
ロースカツとかリブロースは脂が多い分肉自体に甘味があるのと、脂をさっぱりさせるためにからしがいいと思うけど、ヒレカツはもともと甘味が少ないけん、絶対マスタードの方が合う。
新発見でした。
また、肉自体の旨味が強いため、塩と胡椒で食べるのも最高でした。
味噌汁は、
赤出汁と思う。
関西も赤出汁はたまにあるのかな?
玉ねぎが入ることで食感にアクセントと塩っぱめの味噌を玉ねぎの甘さで中和してくれてバランスが良い一杯。
なんかノスタルジックな味噌汁やったな。
ご飯は、
甘味が強く、お米が一粒一粒たっていて、非常に美味しい。
このクオリティーのご飯がおかわり無料なのは嬉しい。
めっちゃ偏見で申し訳ないけど、関西ってこの辺シビアかなっと思っとったけん、嬉しい誤算でした。おかげで、より関西が好きになりました。
付け合わせの野菜は、
千石にある「グリルK」と同じで、ボイルした野菜にカレー味がついとる。
たまにこのスタイルの付け合わせあるよね。
ちゃんと水切りがされているため、衣がベチャベチャになるようなことがなく、あくまでも付け合わせというスタンスででしゃばらん感じが良い。
接客
接客は、年配のお姉様方が接客をしてくれるが、皆さん丁寧で優しさがあってほっこりする。
常連さんを大切にするような姿勢もありながら、一見さんにも丁寧なのが好印象。
こういう老舗って結構一見さんには適当なところ多いけど、ここは全くそんなことなかった。
常連さんとのコミュニケーションからもこのお店が長年愛され続ける理由がわかった。
まとめ
総じて、とにかく美味しかったという印象。
何も特別感はないのに他とは全然違う差を感じた。
それは、お店の雰囲気がそうさせるのか、はたまた純粋にモノと腕があるのか。そう考えさせてくれるのも面白かった。
このお店を一言で言うと「純文学」。
理由は行けばわかるよ。
家の近くにあったら毎週行きたいお店でした。
Instagram詳細
Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
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