【番外編】新潟のサウナからのお寿司はたまらんのよ、、
どうも、yopparaideskaです。
本日はサウナの話を少々。
SHIIYA VILLAGE
新潟県柏崎市椎谷にある「SHIIYA VILLAGE」をご存知だろうか?
椎谷は人口100人程度の小さな町ながら、
昔ながらの日本家屋が並ぶ風景がなんとも日本らしくて素敵である。
そして、そんな人口が少ないが素敵な街を盛り上げるために椎谷で育った若者数人が立ち上がった。
その取り組みの中で始まったものこそが、「SHIIYA VILLAGE」。
日本海を望む「SHIIYA VILLAGE」は、
サウナ好きの若者数人が最も魅力的なサウナになるように、現在に至るまで自分たちの手で唯一無二の薪ストーブサウナを創りあげた。
DIYの薪ストーブサウナで身体を芯から温めたら、井戸水を汲み上げた水風呂で身体を冷やして、最後に日本海を眺めながらととのう。
これは何にも代え難い至福の体験である。
そんなSHIIYA VILLAGEでは、さらにどこにもない最高な体験を届けるための取り組みを続けており、その一環として本日紹介する「サウナの後のお寿司」を実施した。
お寿司
お寿司は東京の名店で日々腕を磨く寿司職人の方が一貫一貫丁寧に握り、味が何割り増しにもなるような説明を添えてお寿司を提供する。
いただいたのお寿司のラインナップは以下、
・初ガツオのたたき
・煮込みタコ
・春子鯛
・ノドグロ(寺泊産)
・クエ
・中トロ(北海道戸井産)
・大トロ
・赤身漬け
・コハダ
・鰯
・アオリイカ(寺泊産)
・平貝の磯辺
・マグロの太巻き
・マグロ漬け丼
お寿司の前にまずはビールで乾杯。
サウナ後のビールは何よりも美味しい。
初ガツオのたたきは、
「あまりにも分厚すぎる」というファーストインプレッションにただただ圧倒された。
分厚いのに味は繊細かつ旨味が強い。
そして、非常に柔らかい。
ポン酢風のタレと生姜と一緒にいただくのが最高の贅沢。
煮込みタコは、
出汁を効かせた醤油ベースの味付け。
これはタコか?というくらいにまで柔らかく煮込んであるのにも関わらず、タコの原形は残してある。
春子鯛は、
技術が詰まった江戸前寿司を代表する一貫。
柔らかな口当たりと風味豊かな鯛の旨味を感じる。
あっさりな味わいに惚れてしまいました、、
ノドグロは、
新潟県寺泊産。
高級魚がサウナ後にいただけるなんて、、
身の甘さと皮の香ばしさのコントラストを愉しむ一貫。
特に脂の甘さが際立っているため幸せに包まれると共に、噛むごとに旨味、甘味、香ばしさの無限ループに「いつまでもなくなるな」と叫んでしまいそうになる。
その土地の食材をその土地でいただく、贅沢な地産地消でした。
クエは、
長崎県壱岐産。
クエも高級魚で、純粋にビジュアルが美しい。
藻塩つけて、酢橘を搾っていただきます。
味は淡白だが甘い。
そして、歯応えがすごすぎて食べ応え抜群。
中トロは、
北海道戸井産。
中トロの「血合いギシ一発目」という部位で、正確には「血合いギシ」。
この部位は、背腹の中間にある血合いを外した最初の部分のサクである。
身のプリプリ感が強くて歯応えがあり、脂の甘み感じられるため、中トロの概念を変えてしまうような一貫。
中トロの中でも1番香りがある部位なので、ぜひ濃厚な風味と独特の食感を愉しんでみて。
大トロは、
「King of Sushi」の称号を恣にしており、とにかく美味すぎる。
体温でもとろけてしまうほどの脂身と旨味が詰まった赤身のバランスがたまらん。
そしてまた、包丁の入れ方が素晴らしすぎる、、
赤身漬けは、
シャリと赤身の間にゆずの皮を忍ばせた粋な一貫。
タレが染み込んで元々の赤身の色がさらに妖艶に輝いており、食べるのが惜しいくらい。
旨味と爽やかさの化学反応をお愉しみください。
コハダは、
江戸前寿司を代表する一貫。
そもそもコハダは足が早いので、なかなか地方で食べるのが難しいのである。
皮面の神々しい輝きと滴る醤油が手を組めばとんでもないセクシーさに昇華して1つの作品のようになる。
鰯は、
タレを塗ってから生姜を乗せたおしゃれな一貫。
これは本当に鰯か?と疑ってしまうくらい脂がのっており、しっとりでジューシーだった。
これだけ脂がのっているから、生姜を乗せたんだという理由がわかり、さらに美味しく感じた。
一般的なお寿司屋さんの鰯には、臭い消しとして生姜が使われることが多いけど、この生姜に関してはわけが違う。
やっぱり職人さんはすごいな~
アオリイカは、
こちらも新潟県寺泊産。
丁寧に美しく包丁を入れたアオリイカに、仕上げでフランスカマルグ産の塩をかけ、酢橘を搾った一貫。
呆れるほどににビジュアルが美しい。
味は言わずもがな非常に甘く、食感は柔らかい。イカなのにとろけるという不思議な体験をした。
平貝の磯辺は、
シャキシャキで香ばしい一品。
この辺りで変わり種のものを出していただけるセンスが好きすぎる。
貝の魅力はなんといっても、噛むごとに旨味が出てくることである。
平貝の磯辺も間違いなくその魅力以上のものを兼ね揃えている。
マグロの太巻きは、
炙ったマグロを1つに集めた食いしん坊が喜ぶ一貫。
マグロは中トロ以上の脂身が多い部分を使っているため、炙ると何倍にも美味しくなる。
普通に食べても十分美味しいのに、より美味しくなるために「炙る」というひと手間を加える職人さんのこだわりに脱帽です。
〆は、
マグロの漬け丼。
あえて固めに炊かれた新潟県産コシヒカリにタレに漬け込んだ赤身や中トロがこれでもかというくらい敷き詰められた丼。
マグロ一つ一つのカットがとんでもなく分厚くて食べ応えが抜群。
さらに中トロが上質なので、お米の熱で脂が溶け出す。こんな素晴らしいギミックはこれまであっただろうか?
添えられた漬物も相まって、全体のバランスが良くめちゃくちゃ美味しかった。
これがもう少し大きくなって、ランチで出てきたら5,000円は払うくらい美味しい。
最後は、ほうじ茶で一息。
これもまたストーリーがあり、MOKI製の薪ストーブにはアロマ水の代わりにほうじ茶でセルフロウリュをする。
サウナでほうじ茶の香りを愉しみ、食事の最後にほうじ茶の味を愉しむ。なんとも粋なストーリー。
「SHIIYA VILLAGE」は、これからもどんどん進化を続けていくので、サウナ業界で最も目が離せない存在なのかもしれない。
わざわざ新潟まで行ってみてね~
帰りは新幹線でSAPPOROの新潟限定ビイルを飲むのはマストでお願いします。
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