【第116回】セブンルールでお馴染みの料理家「大塚瞳」さんの創作料理
どうも、yopparaideskaです。
第116回目は、大名にある日本料理屋さん。
前回のnoteで白状しましたが、私は本当にミーハーなようです。
「たまとり」に引き続き、今日本で1番話題といっても過言ではないお店に行ってきました。
そんなお店こそ、
行ってきましたよ、”台所 ようは”
前回紹介した「たまとり」の系列店で、全てはここから始まった。
メインの料理以外はたまとり同様その日の仕入れによってメニューを決める一期一会のお店、
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:台所 ようは
住所:福岡県福岡市中央区大名1-4-28
アクセス:地下鉄空港線から徒歩10分くらい
混雑状況:19:00頃到着。予約していたため、すぐに入れた。
お店は大名の路地を入った場所にある。
一見どこにあるかわからない隠れ家的なお店。
予約していたためすぐに入店できたが、店内は満席でかなり賑わっている。
事前予約必須だと思います。
古民家をリノベーションしたお店は、入るとすぐに階段があり、昔ながらの雰囲気が残る。
いい意味でおばあちゃん家に帰ってきたみたい。
歴史は感じるものの、リノベーションして扉壁を取り外しているためか、開放的で明るい。
そして、古風とモダンを感じるおしゃれな雰囲気。
大塚さんのセンス恐るべし。
メニュー詳細
・おばん菜八点もりあわせ 4,000円
・ようは名物丸鶏(半羽) 1,800円
・ぷっくり昭和餃子 1,000円
・鶏からあげ 900円
・季節の春巻き(一本) 500円
・鶏しょうがごはん 1,800円
メニューは、
・おまかせコース 6,500円
・おまかせコース 8,000円
・おまかせコース 12,500円
の3つコースと和食と中華のアラカルトが並ぶ。
食べログやホットペッパーを見ると、コースしかないように見えるけど、アラカルトも非常に充実しているのでご心配なく。
お酒もビール、日本酒、ワイン、紹興酒など豊富な種類を揃えており、料理に合わせてペアリングできる。
料理レビュー
まずは、自家製レモンサワーで乾杯。
レモンサワー到着までに15分くらいかかった。(3回注文しないと来ないのは勘弁してほしい、、)
お通しは、
ミミガー(かな?)を中華風に和えたもの。
あっさりだが、ミミガーのコリコリした食感がクセになるお通しに相応しい一品。
おばん菜八点もりあわせは、
・干し豆腐と小松菜、山菜の炒め物
・トマトの煮浸し
・里芋
・揚げ豚肉とクレソン
・チューリップの唐揚げ
・さつま揚げのようなハンバーグ
・根菜の炒め物
・豚肉とナスの味噌炒め
和と中が組み合わさった素敵な盛り合わせ。
全部ちゃんと味付けが違うのに、素材本来の味を引き立たせることにこだわっているところが素晴らしい。
特におすすめは、揚げ豚肉とクレソン。
普通に豚肉の炒めものかな?と思わせといて、豚肉を揚げている。揚げることで食感と風味が良くなることはもちろん、クレソン独特の香りに負けない。アクセントとして入った山椒もいい仕事してます。
それにしても本当にお肉とクレソンの相性っていいよね。
チューリップも醤油タレが染み込んでいてめちゃくちゃ美味しかった。
干し豆腐と小松菜、山菜の炒め物
トマトの煮浸し
里芋
さつま揚げのようなハンバーグ
根菜の炒め物
豚肉とナスの味噌炒め
ようは名物丸鶏は、
一羽か半羽か選ぶことができる。
3人で他の料理も色々食べたいなら半羽がおすすめということで、半羽を注文。
名物という名に相応しく、キッチンに丸々一羽吊り下げられているため、常に気になってどうしても食べたくなる。見せ方が上手いな、、
八角、シナモン等の中華系のスパイスで味がつけられているため、お酒が進む。
丁寧に入れされているため、鶏肉はしっとりジューシー。
白ワインといただくのがオススメ。
ぷっくり昭和餃子は、
福岡名物のひと口餃子よりも一回りくらい大きいサイズ。
皮は手作りかな?とにかく、皮がもちもちで、餡はジューシー。あまりのジューシーさに、一口で食べんと肉汁が飛び散って危ないよ。
オイスターソースベースかな?しっかりと下味がついているためタレが不要なくらい。
表面はパリパリで最高の焼き具合。
鶏からあげは、
初体験の食感に驚かされた。
ふっくらサクサク食感。
唐揚げとフリットのいいとこ取りをしたような衣が面白くてクセになる。
鶏肉一つ一つが大きく、ジューシーで生姜多めの醤油タレが染み込んでいて最高の味。
後半はオレンジワインがオススメです。
季節の春巻きは、
豚肉とレタスの春巻き。
旬なレタスを豚肉で巻き、さらに春巻きの皮に包んで揚げることで、レタスにじっくりと火が入り、レタスの甘さが凝縮されることに加えて、レタスの水分が一気に噴き出す。
それでいてしっかりとレタスの食感を残すセンスが素晴らしい。
豚肉とレタスの春巻きなんかよく思いつくよな〜
鶏しょうがごはんは、
かつお等の出汁と鶏肉の出汁がこれでもかというくらい出ており、出汁の旨味で昇天しそうになってしまった。昇天しそうな私を正常に戻してくれたのは生姜のピリッと感と爽やかさ。
正常に戻していただきありがとうございます。
土鍋で炊いてあるということもあり、お米の甘さが前面に出ているし、お米一粒一粒を感じられるようにふっくらとしている。粒揃いとはまさにこの土鍋ご飯のこと。
土鍋はおかわりもできるので、食いしん坊の人はぜひ。
接客
接客は、人はすごくいい人と思うけど、オペレーションが確立されていないせいか全然回ってなくて、すごくびっくりした。
即席チームかな?と思うくらい連携が取れてないし、オーダーも通ってないし、ついついお手伝いしたくなるくらい。
せっかくたくさんの料理と種類豊富なお酒があるので、ペアリングを楽しもうと思ったのに、料理とお酒を提供するタイミングが悪すぎて、まともにペアリングができんかったのが残念。
お金もそこそこの値段取るならもっと頑張りましょう。
こんなに不憫なオペレーションのお店は久しぶりでした。
まとめ
総じて、雰囲気、味は本当に素晴らしいしリスペクトに値して、毎日でも行きたくなる。
しかし、上記の通りオペレーションがひどいので残念でした。
オペレーションが改善されれば本当に素晴らしいお店になると思うけど、このままの状態なら常連さんはつかんと思う。
素敵なお店なので、息の長いお店になってほしいと思い敢えて正直に書きました。
ちなみに、私みたいにセブンルールを観て、大塚さんに憧れて行ったら、幻滅するのでハードルは上げすぎずに。
行くタイミングにもよると思うけど、私が訪問した際は、大塚さんはかなり忙しかったのか、注文したくて呼んでも注文は取りに来てくれず、数分経って他のスタッフが来てくれるような感じでしたのでちょっと悲しかったです。
期待値を上げた自分が悪いのですが、、
あまり期待値を上げすぎずに行きましょう〜
あくまで個人的な意見ですので、真に受けすぎず。
「たまとり」がよかっただけにね、、
Instagram詳細
Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
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