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週末華道家が考える花の生け方、飾り方、アレンジの仕方のコツ~おもいをのせる篇~

花をおうちに迎えるなら、美しく飾りたくないですか?

こんにちは、週末華道家「よぴ」です!
[宣伝]稽古でいけた花はこちらからご覧いただけます。
よぴのいけばなInstagram

今回の記事では、週末華道家である私が家で花を生ける時、飾る時、アレンジする時に大切にしている考え方の一つである
「花におもいをのせる」
についてお伝えします。


「花におもいをのせる」とは

みなさんが飾られた花を見て「いいなぁ」と思うのはどんな時でしょうか?

  • すごくきれいな花が目に飛び込んでくる

  • 季節感を感じる

  • 晴れやかな気持ちや優しい気持ちになったり、元気になったりする

など、ちょっと心が動いた時に「いいなぁ」って思いますよね。
花は飾る前から十分美しいので、花瓶や花器に挿してあげるだけでも美しいです。
ただ、心が動き「いいなぁ」と思う花には「おもいがのっている」と私は考えています。
「おもい」は、思いや想い、ときめきや考え、動機、テーマなどと言い換えてもいいかもしれません。
それでは、花を飾る時に大切にしたい、花にのせたい「おもい」とはどういったものか見ていきましょう。

クリスマスをテーマに花を選んで生けた作品
クリスマスに平和を願って生けた花

誰にむけた花なのか

花を飾りたい理由/動機っていろいろありますよね!

  • なんとなく(これが一番多いかもしれませんね!)

  • 元気になりたくて

  • 友達が家に遊びに来るので

  • もらった花がかわいかったから

  • 季節を感じたい

  • 感謝の気持ちを伝えたい

これらの理由や動機には思い浮かべる誰かがいると思います。自分自身、親、兄弟姉妹、友達などなど。
花を飾る時、この誰かを思い浮かべるといい花になると思います。

お寺の参拝者をお迎えする花
京都六角堂の花手水
おうちの花ではないけど、これも誰かのための花

出会った時のときめき<花の選び方>

花屋さんに行った時、花束をもらった時、たくさんの花がありますよね。
理由の説明は難しいですが、その中でも特に「いいなぁ」って思う花はありませんか?
「ひまわりを飾りたい!」と花が決まっていても、たくさんのひまわりの中で「この子がいい!」と思うことはありませんか?
この花と出会った時のときめき
花を飾る時に大切にしたい「おもい」です。
ときめいた花を選んで、それを主役に飾ってあげるといい花になると思います。

キキョウが主役の作品
「キキョウかわいい!」と思って生けた花

今までのおもいを大切に<花の飾り方>

さぁ、お花を飾り始めましょう!
いけばなやアレンジメントをやったことがない方、もしくは初心者の方は「どのようにすれば美しくなるんだろう」と考えてしまうかもしれません。
でも、そのようなことは忘れてしまって構いません。

  • 誰にむけた花なのか

  • 出会った時のときめき

この2点のおもいを大切に、生けて、飾って、アレンジしてみてください。うまくやらなきゃというようなことは考えなくてOKです。
おもいに従って、おもむくままに生けましょう

紫陽花で季節感を出しつつ、ナツハゼとシマフトイで清涼感を演出
梅雨のうっとおしさを忘れたいと思って生けた花

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