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ひざ痛と足首 ロードバイク

ロードバイクに乗っていると、右膝に軽い痛みが出てきた。
体に痛みが出てくるのは、何か疾患があるか、体の使い方が悪いときだ。

何が原因だろうかと、色々考えてみた。
差し当たり疾患は除外して、体の使い方で何が問題なのだろうか考えた。

思い当たるのは、サドルの高さを上げたことと、ペダルの漕ぎ方を変えたことだ。

ネットでは、サドルの位置が適当でないと膝を痛めるというようなことが書いてあった。
しかし、サドルの高さを下げてみたが、あまり影響がない。

そもそもサドルの位置が高いと、なぜ膝を痛めるのだろうか、という疑問が湧いてきた。

むしろ、ペダルの漕ぎ方の方が問題ではないかという気がしてきた。

私は、ロードバイクに乗る時は、辛くならない程度で一番ギアの重いもので漕ぐことにしている。

色々試しているのだが、同じ有酸素運動でも、軽いギアで回転数を上げるよりも、重いギアで力を加える方が、私の体には合っているようだからだ。

そこで、効率的にペダルを回転させるために、踏み込むだけではなく、ペダルが一番下まで行った後、ペダルを引き上げるようにしていた。

ペダルを引き上げるために、ペダルに足を引っ掛けるようにして下から上へ力を加えていた。

そのため、足首はつま先が下を向くような形になる。
この形をペダルを押し下げる時、つまり踏み込む時にもとってしまっていた。

その結果、膝の靭帯及び膝回りの筋肉が伸びた状態で、押し縮めるような力が加わることになる。これが、原因ではないかと気づいた。

そこで、ペダルを踏み込む時、踵を下げるような感じにしたら、膝の痛みが消えた。

そして、この踵を下げるようにしてペダルを漕ぐと、もう一つ利点があることに気づいた。

自転車の駆動力を加えるには、チェーンホイールというチェーンを引っ掛けて回す部分に力を加える。
力を加える場所は、このホイールの真上、つまり12時の位置から真下、6時の位置だ。

押す力を考えた時、12時前では逆回転になるし、6時の位置では全く回転力にならない。

実際、脚に力を込めてホイールを回すとき、一番負荷を感じるのは、2時から4時くらいの位置ではなかろうか。

しかし、最後の4時半から6時位の位置に力を加えるとき、踵を下にしていると足首に矯めてあった力を使える。それも自然に解放されるような感じで無理なく使えるように思う。

結論
膝を痛めずに、ロードバイクに乗るには、ペダルは、踵を下げて、少なくとも上げないようにして漕ぐこと。



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