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第3世代経口セファロスポリンの「だいたいウンコ(DU)薬」という呼称は的を得ていないかも。わかりやすいけど。
第3世代経口セファロスポリンの問題点としてよくあげられるのは
1. Bioavailability(バイオアベイラビリティ)が低い
2. Clostridium difficile infection (CDI)のリスクが高い
3. 広域スペクトラムため、耐性菌発生リスクがある
などが挙げられています。「だいたいウンコ」は1番目のbioavailabilityの低さから抗菌薬の適正使用の観点にお
立てよ薬剤師プロジェクト(第二弾) ~ 参加ブロガー ~
ブログ名:薬剤師ときどき父
管理者:薬剤師ときどき父(やくちち)
タイトル:【立てよ薬剤師プロジェクト】日本薬剤師会学術大会@金沢はやっぱり最高だった!【ソクラテスがやってきた】
http://yakuzaishi.xn--tckwe
ブログ名:黒の薬剤師会
管理者:るるーしゅ
タイトル:立てよ薬剤師(2018Ver)
https://ph-lelouch.com/
ブログ名:窓際さんのお勉強
「立てよ! 薬剤師!!」プロジェクト ~ 私が記事を書く理由 ~
今、薬局ではかなりの業務を機械が担っています。錠剤自動分包機、散剤自動分包機、医薬品発注システムなどがあります。私の勤める薬局の散剤自動分包機は全自動ではありませんが、世の中には既に存在しています。大病院になると注射薬の自動混注機を持っている場合もあります。「調剤」に関しては食品産業と似た部分が大いにあるので自動化の流れは当然でしょう。厚生省からは対物から対人への業務シフトの方針が掲げられていま
もっとみるVisual abstractソフト版「arriba-lib」
EBMと出会ってから患者さんと薬の効果や使用目的をお話しする際、単に「血圧を下げる」、「合併症の予防」などの一点だけの説明だけでなく、時間軸も含め、数値を交えたお話をするようになりました。例えば高血圧なら今のままと薬を始めた場合で脳卒中になる確率が何年後にどのくらい下がるのか?などを説明するようになりました。その時、根拠としている論文を直接患者さんに見せることはほとんどありません。なんとなくです
もっとみる患者さんとのコミュニケーションを深めると治療効果は上がりますか?
医療の一般的な流れは医療機関でドクターの診察や検査などが行われ状態が把握されて治療方針が決定し、外科的治療や薬物治療が開始されます。時計や靴の修理に人間関係を気にすることはあまりないでいすが、治療では医師との関係を重要視する人は多いと思います。テレビ番組でもよく取り上げられていますから関心があることなのでしょう。取り上げられる題材は病気とその治療法、予防法と応対が多い印象です。病気に罹らないよう
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