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忘れることのない大切な日

去年息子を出産した。
もう少しで誕生日を迎えるので、ここらでいっちょ振り返ってみようと思う。


里帰り出産する予定だったので、36週から地元の病院へ通院。
家から病院まで車で約1時間ほどかかる。

お腹にいる時から大きめと言われていた息子。
私が少し小柄ということもあり、早めに産んでおきたいけど、こればっかりは赤ちゃん次第。
帝王切開も視野に入れていると言われていた。


歩いたり、雑巾掛けしたりいっぱい動いてください!と言われていたが、動かず食べ続け1週間で2kg増やした妊娠38週。


次来る時は体重このままキープで来てね。絶対増やさないで。とかなり念押しされて、流石にこのままやとやばい。と思い、やっと始めたウォーキング・スクワット。

旦那が会社行く時間に一緒に駅まで行き見送り、旦那が帰って来るくらいに駅まで迎えに行く。
駅まで片道15分くらいでなかなか疲れる。
たまに遠回りして帰ったりもした。
今思えば、夫婦最後の2人時間。良い思い出。

その頑張りあってか、診察日から4日後。なんかお腹が痛い気がした。
かなり弱くなんとなく感じる痛みで、気のせいかな?とも思えたし、そこから痛みが強くなることもなくすんなり眠りにつけた。

次の日の朝。


この日は旦那が少しだけ仕事しに会社に行くと言っていたので、私も着いていって近くの商業施設で買い物しようと思っていた。
家から職場は電車で3駅。

お昼はあそこのラーメン屋いこ!味玉トッピングするわ!と朝から意気込んでいた私。

朝からなんとなくお腹が張る痛みがあったが、全然我慢できた。
駅までの道で、なーんかお腹痛いねんなーとは言っていたものの、予定日より2週間も早いし陣痛やと思うわけもなく駅まで歩き続けた。

電車に乗って駅に着き、旦那と一旦別行動。

🕘12:00
旦那と分かれてから不規則ではあったが徐々に痛さが増していた。
痛いなぁと思いながら歩くのやめて休憩して、痛みがなくなって歩き出すを繰り返していた。

今思えばめっちゃ陣痛やん!と思うけど、この時はやっぱり陣痛やとは思ってなかった。

不規則な波のある痛みはおさまらない。

少ししてようやくおかしいと思い、そこで初めて前日にインストールしていた陣痛アプリを使った。

陣痛をカウントするというアプリ。
その時も痛みは不規則で、まだ我慢はできた。

🕘12:45
商業施設のカフェで抹茶オレとシュガードーナツでチルタイム。
痛みに耐えながら食べていた。
どんだけ食べたいねん。この時で結構痛かった。

そして旦那仕事終わりで合流。
旦那と合流した安心感か、痛みが増した。
昼ごはんラーメン予定やったけど、流石に無理そうなのでそのまま家に帰ることにした。

この辺でようやく陣痛かも?と思い始める。
我ながら気づくの遅すぎ!って感じやけど、陣痛ってこんなもんじゃない!もっともっと痛いはず!という思い込みがあったから気づくのに時間かかった。
初産の方はわかってくれる人多いのでは??

最寄駅まで電車で帰って、そこからタクシーに乗ろうとした。
が、平日は何台か駅前に停まってるのに、その日は日曜やったからか、なかなかタクシーが捕まらない。
30分くらい待ったかな?

待ってる最中からかなり痛くて、旦那が背中とかさすってくれるけど全然意味わからんとこさすられてそこちゃうねんってきつく言ってしまった。あの時はごめん。

やっとタクシー捕まったと思ったら、その運転手さんが喋る、喋る、、、
すごく良い運転手さんやったけど、この時ばかりはあんまり話しかけんといてほしいなぁと心の中で思ってしまった。これまたごめんなさい。

🕘14:00
家に着いた時にはほんまに痛くて、一旦ソファで縮こまる。
痛みマシになった時に急いで最終入院準備開始。
予定日まであと2週間もあるし〜と余裕こいてたから、入院準備完璧じゃなかった。


準備が完了して出発する前トイレ行ったらおしるしきてて、これはやはり!と確信に変わる。

おしるしきてると旦那に伝えると私より焦ってて、ほんまええて!を、通り越して笑うしかなかった。
けど、この時点で笑ったら産まれそうやったからだいぶ進んでたんやろなぁ、、

気づくの遅いて〜


旦那が運転してくれて、その横で病院に電話。
意外と冷静な自分。
そのままゆっくりで良いから来てと言われて病院に向かう。
車中でもかなり痛くて、かなり辛かった記憶。

🕘15:00
病院から5分くらいの駐車場に到着。
歩いて病院向かう。痛いから途中で止まりながらも病院着。
後から助産師さんに聞いたら、みんな駐車場に停めないで一旦病院前で降ろしてもらってるとのこと。
そりゃそうや。


病院着いて、すぐ内診してもらった。
その時で子宮口5.6cm。

助産師さんもかなりびっくりしてて、自分の測り方が間違えてる?!って錯覚起こして、再度計り直してはった。
しっかり5.6cm開いてたみたい。

ここで旦那は一旦帰らされる。
私の実家で待機。


そっから徐々に痛み強くなってきて、その度に助産師さんがテニスボール当ててくれてほんまに助かった。

めっちゃ進み良くて、助産師さんたちも初産やのにすごい!進み早い!ってめっちゃ盛り上がってはった。

旦那さん呼んどこかってなって、自分で旦那にラインする。出産数分前までかなり余裕があった。

次内診してもらった時には9cmとか開いてて、あれよあれよと産まれますよムード。
早すぎて気持ち追いついてない。

目瞑ったらあかん、腰浮かしたらあかん、おへそ見ていきんで!とか言われたけどこれがまた難しい。

何回かいきんで、でてこーへんを繰り返して、このまま終わらへんのちゃうかって怖くなった。


🕘16:30
旦那到着。

最後の力振り絞って長めにいきんだのち、
🕘17:07
息子誕生。


旦那ギリギリセーフ。



かなり冷静やったから、先生がお股に麻酔打ってるのも、ハサミでお股切ったのも全てわかった。

陣痛中やからお股切られても痛みなんて感じひんし、いつ切られたかなんてわからんって聞いてたけど、聞いてた話とちゃう。普通に痛かった。



病院に着いてから2時間と言うスピード出産。
次のお産もっと早いよ〜って言われた。
次はちゃんと1ヶ月前くらいから出産準備完璧にしておかないと。と心に誓う。

そして息子産まれた10分後には携帯いじれてた。

お股縫われてる時も普通に痛いし、縫われてからの次の日も痛い。
けど、痛み止めは1回飲んでからそれ以降飲んでない。

違う助産師さん2人くらいから別で、痛みに強い?と聞かれたことない質問されて、29歳にして痛みに強いことがわかる。


乳頭マッサージもしたし、ごはんも間食も食べる量減らしたし少しだけ努力した甲斐あって、2週早くスーパー安産で息子は地球に出てきました🌏


その日のことを思い出しながら書いてるから、気持ちが入りすぎてかなり関西弁が強くなってしまった。
読みにくかったらすみません。。


いくらスピード出産って言っても、めっちゃ痛いししんどいには変わりない。
けど、私は数ヶ月後にかかったノロウイルスの方が圧倒的にしんどかった。

やっぱり息子に出会えて、今まで味わったことのない素敵な感情になることも多い。
それに比べれば出産の痛みなんて全然へっちゃらやった。

これは私の意見であって、少数派なのかもしれないけど。

あれから1年経つなんて早すぎて早すぎて、、
大切な息子の一瞬一瞬をしっかり心に刻まないと。

これからもずーっと忘れることのない大切な1日。

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