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選ばれる条件

Twitterでフォローしている美容師の木村直人さんが本を書いたということで読んでみました。

まず思ったのがなんとなく選ばれるようになるということは無いということ。その他大勢に埋もれないための努力が半端ない。ある程度のやり方はあれど、これをやれば選ばれるというマジックはない。

見よう見まねで小手先のセルフブランディングを行ったとしても、本当の意味で「選ばれる人」になることなど、できはしない。

まあ、何をするにしても目的意識を持って効率的に動いているというのが印象的だった。エザキさんの目標管理なんてここまで地道にやってるんだと驚いた。

また二人とも成長することに本当に貪欲。コンビニよりも多いと言われる美容室。美容師は50万人を超えるという。その中から選ばれる存在になるには貪欲な成長意欲が何よりも大事なことに気付かされた。

美容院を選ぶことは難しい。引っ越すタイミングでそろそろ新しいところにしてみようかなとホットペッパービューティーを開いたことがあるが、お店はたくさんあれど、何が違うのかわからない。

今通っている美容室は2年くらい通っているが、ここは好きなアーティストが通っていることで知った。ブリーチ消費量が日本(東京だったか?)で一番というかなり尖った美容院。

こないだは担当してもらってる美容師さんがバンドのライブ中にボーカルのヘアカットをするということをやっていた。なかなか面白いことをする。

ここの美容院は、正直かなり待たされることがあったり、気になるところはちょいちょいあったりするのだが。それでも選ばれ続けているのはやっぱりここでしか出来ないこと、その人のバリューがあるんだと思う。

落合陽一の言葉でポジションを取れというのがある。なんでも良いのでポジションを取ると、そこに情報は集まってくるし、際立つということだと思う。これは至極納得できる話で、僕もポジションを取ることを最近は意識している。

この人はこういう人というラベリングが出来ると、そこから先は意外と簡単なのではないかなとも思う。もちろんそのラベリングが表層的なものではなく、実態を伴わないといけないのは言うまでもない。

エザキさんの言うように、1.01%の毎日を過ごすことを意識することが本当に大事だと思う。何も考えなければ過ぎ去っていく日常で、ほんのすこしだけ、1.01%になる努力を重ねていけば、37倍の差が生まれる。

ここ最近は現状でも満足してるし、楽だし、と考えてしまうことが多かった。けれどやっぱりもっと成長したいし、成長しないと面白くないなと思う時期だったこともあり、自分の属性を明確にしてポジションを取って1.01%の毎日を意識していきたいと思えた1冊だった。


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悪あがきプログラマー
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