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ある本との出会い
病棟やクリニックで働きながらも、「このままあと40年も看護師として働いていくの?」「本当にやりたいことって何だろう」など、いろんなことを考えながら悶々とした日々を過ごしていました。
もちろん、夢見て看護師になったわけではないですが、看護師として出来るようになったことには感謝しているし、患者さんとの関わりは好きでした。
ただ、「これだ‼︎」っていう感覚がなく、将来を考えては不安な日々を送っていました。
本を読むきっかけ
私はこれまで、本を読むことが好きではありませんでした。
学生時代の読書感想文は、あらすじをざっと見て、結論を読んで書いてました😅
私はよく、「これからのこと」や「今抱えている悩み」など、知人に相談していました。
そしたら、この本を読んでみたら?というふうに教えてもらった本です。
その本とは、本田健さんの「20代にしておきたい17のこと」。
この本は私の答えが出ない考えを肯定してくれるような本でした。
本を全く読んでこなかった私でも、すらすら読めるくらい読みやすく、自分事のように読むことができました。
本を読んでの学び
失敗しても良い
特に印象に残ったのは、「失敗を恐れなくてもいい」ということです。
私は他人の目を気にし、どう思われているかを常に気にし、何に対しても失敗を恐れていたように思います。
失敗をする🟰自分の評価が下がる
と思い込んでたんです。
まあ、今も他人の目は気にしちゃいますが…笑
まだ若い20代のうちに大きな失敗をしても取り返しがつくし、自分の人生の糧になるという話でした。
「なるほどな」と思うと同時に、やりたいことをやってみて、失敗しても良いんだと思えるようになりました。
失敗しないことが1番良いと思いますが、「何でも挑戦してみようかな」と思えたきっかけです。
日常的にしている質問を見直す
自分自身に投げかけている質問は、自分の運命をつくっているそうです。
当時の私は趣味といえるものもなく、自分と他人を比べては、「あの人はいいなあ、あんなことができて。」というふうに、自分で自分の評価を下げていました。
また、「私はなんでこんなこともできないんだろう?」とネガティブな質問が多かったように思います。
このネガティブな質問は、才能のない人生を生きる選択肢を自ら選んでいることに等しいということに気づかせてくれました。
そして、自分自身に投げかける質問は、「どうしたら自分のやりたい事を見つけて、才能を発揮できるかな?」というポジティブな質問にしてみようと思えるきっかけになりました。
癖でたまに、ネガティブな質問になる時もありますが、ポジティブな質問に変えてみようと頭の中で考えたりしています。
社会のしくみを理解すること
私は社会のことなど、勉強せず、特に関心もなく生活していました。
政治なんて全然分からないし、経済がどう回ってるのかすら知る気にもなりませんでした。
自分の才能を活かすためには、社会の仕組みを理解することが大切ということを知り、そこから、社会のことに関心を持ち始めました。
そこで、世の中には何百万といろんな職業があるけど、働き方は4タイプに分けられるなどといったことも知ることができました。
まだまだ勉強しないといけないことは多いですが、生きていく上で、社会のしくみを理解することは自分の人生にとってもプラスにしかならないことに気づくきっかけとなった本です。
最後に
本田健さんのこの本のシリーズは50代まであり、私は30代突入にあたり、「30代にしておきたい17のこと」も読みました。
20代でこの本に出会えたこと、本を読むことの大切さを教えてくれた知人には感謝しています。
みなさんも良かったら読んでみてください☺️