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梅汁ファーストの梅work1|「梅汁」飲み放題計画
梅workはじめました。大きい密閉4L瓶に「梅シロップ」と「梅酢」を漬けはじめした。この漬け込みでおいしい梅エキス(梅汁)を取り出します。今年の方針は梅汁ファーストです。
漬け上がりは2週間~1カ月後くらい。
どちらも漬け上がったら梅の実は出します。液類だけを、別の小さい瓶に入れ替え冷蔵庫に保管。液の方が大事です。その後は、冷蔵保管で1年間くらい賞味できるはずです。あとは、出した実と汁を別々に美味しく食べるだけ!
梅汁ファーストのメニューでおすすめは「梅シロップ」と「梅酢」です。どちらもそのまま飲んでも美味しいし、料理への応用もできます。
「梅シロップ」と「梅酢」のレシピ
「梅シロップ」
材料
南高梅(完熟)…2kg
氷砂糖…1.4㎏
きび砂糖…600g
※梅:砂糖類=1:1
「梅酢」
材料
梅干し向き梅(完熟)…1.5㎏
氷砂糖…450g
あら塩…150g
酢…カップ6
今回使っている瓶は、ガラスの保存容器「セラーメイト」4Lです。
昨年はじめて梅workをした経験から今年は
昨年試しにいろいろ漬けてみた結果、例えば、セオリー通りにホワイトリカーで梅酒を漬けて1年保管しても、私はそんなに飲まないとわかりました。
昨年の梅workは、以下のようなメニューで完熟と青梅合わせて3㎏扱いました。メディア紹介が目に止まり、流行りに乗ったかのようにオンシーズンに思い立って即実行。軽い動機による梅workとしての初動のわりに、よくばりなメニューです。限られた梅を、小さく回しまくりました。
▶︎梅workよくばりメニュー
(完熟南高梅2㎏+青梅1kg=2019年の梅総量3㎏)
梅酒(ホワイトリカー)
…1550ml瓶×1個(梅500g)
梅酒(ホワイトリカー+黒糖)
…1550ml瓶×1個(梅380g)
梅酢(酢+ざらめ糖+あら塩)
…1000ml瓶×2個(梅750g)
梅サワー(酢+はちみつ)
…1000ml瓶×1個(梅500g)
梅シロップ(氷砂糖)
…1000ml瓶×1個(梅500g)
梅の味噌漬け(信州味噌+三温糖)
…200ml瓶×3個(梅370g)
梅以外の材料は( )内に記しましたが、甘い味付けの調味料だけでも「黒糖」「ざらめ糖」「氷砂糖」「はちみつ」の4種類を使い分けています。参考になるレシピをみながら「どうして?これにはきび砂糖なの?」を舌で試してみたかったのです。
「梅酢」と「梅サワー」との違いを聞かれたことがあります。出来上がるまでは私も入っている材料の違いでしか区別できませんでした。甘い味付けの調味料が「ざらめ糖」と「はちみつ」とで違うというよりも、「あら塩」の有無の方が違いを際立たせていると思います。寿司酢を炭酸で割って晩酌しないでしょう?ってくらいの違いがあります。
耐熱ガラスの保存容器は煮沸消毒が魅力
昨年は保存容器にWECKを使いました。普段からWECKを愛用していますが、4L大瓶の取り扱いがありません。
WECKではストレートシリーズが好きです。サイズは1550mlが最大。高さ同じの1000mlも便利です。どちらも冷蔵庫に入ります。ちょうどいいサイズ。
梅workに向いているWECKシリーズに他のスタイルもあります。「梅シロップ」や「梅サワー」など短期で漬かり毎日手を加えるものは、見た目の楽しめるものがオススメ。視覚的に梅育満喫でテンション上がります!
実用的にオススメポイントは型ちで、それは、
● 丸い梅の形が容器に収まりやすい点
● 下にたまる重い砂糖を回しやすい点
お尻をゆすって下にたまる砂糖類を梅に浴びせ続けると失敗しません。これもいざとなったら冷蔵庫に入ります。が、デメリットは場所を取ってしまうこと。積むとか寄せるといった効率的な冷蔵庫収納ができなくなります。
WECKとセラーメイトとの大きな違いは煮沸消毒ができるかどうか。WECKは耐熱ですがセラーメイトは違います。ガラスの保存容器を愛用するのは煮沸消毒が魅力だから。ただ、当家では4L大瓶をどっちにしても大鍋で煮ることができないので、今回の飲み放題計画ではセラーメイトを選択しました。
梅仕事の定番は「梅干し」と「梅酒」
年初に咲いた梅が実をなすのが初夏。その頃にはじめる「梅仕事」といえば「梅干し」か「梅酒」のイメージが強い。メディアの紹介ではメインメニューになっていたはずです。赤い蓋の「梅酒」瓶は、子供のころから家にありました。
しかし、私に限って言えば「梅干し」は現在環境的に不可能。「梅酒」は身体がアルコール離れで不要。
お酒を、全く飲まないわけでもなく飲めないわけでもないけれど、気がついたら飲んでいないという状態です。2019年はお酒をあまり飲まなくなった節目の年。だから昨年梅酒ができる年の瀬に、あまりアルコールを求めない生活が意図せず確立してしまってました。少しでいいのです。
だけれど、梅の香りは好きで、覚えた梅汁はたっぷり飲みたい。そこで、梅仕事の定番をはずれ自分好みに梅を漬ける方針にかえて今年も漬けます。しかも「梅汁」ねらいで前年比の3.5倍量の扱いになる予定です。
初動で「梅汁」を俯瞰しお気に入りのメニューと出会う
好きなものを絞り込むと一見小さく収まるようですが、絞ったぶんだけ、あとで爆発的に拡充するものです。だから好きな事をするという前提なら、初動はよくばりメニューにした方が効率的。不思議と面倒ではなく実験として楽しめますし、初動だけで俯瞰を得られます。たとえ失敗しても単発で色とりどり楽しいし、お気に入りがみつかる確率もあがります。お気に入りに出会えたら、その後、深堀するのはもっと楽しいわけです。
皆様も失敗なしで美味しく梅がいただけますように。
追記:2020/06/22画像変更