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おしゃれ野菜を育てるの巻~ポチの登場~
時は2020年、街ではコロナが流行し、田舎でひっそりと生活している女(たれぱんだ)は、自然に魅了されてしまう。「土」という自然の恵みをたたえ、野菜を育てることになった女は、2,000平米の畑に牛糞の肥料を撒くことに・・・
先日から簡易なプレートで育て始めたおしゃれ野菜だが、
最終的には畑に移植する必要がある。
ということで、今回は初心者の私が畑の整備や耕耘をしたときの話をお送りしよう。
ひ・・・ろい
農地は、使わなくなったものを近所の人が貸してくれた。
この横に同様の大きさの農地があり、併せるとざっと2,000平米になる。
ちょっとした家庭菜園の規模を予想していたがために、通常の農家向けサイズを目の当たりにした瞬間、気が遠くなる思いだった。
これを兄と二人で管理していくのか・・・
ただ、開始が大幅に遅れ時刻は16時。
日没との闘いが始まったため、弱音なんぞ吐く暇はなかった。
もはや筋トレ?肥料運び
事前に買っておいた発酵牛糞30袋を軽トラから下ろして、農地に運んでいく。
一袋20kgという重さは、か弱い女子であれば難しいであろう。
しかし最近庭いじりでたくましくなった私は、土に足をとられながらも、必死になって運んだ。
ふぅ~。
農地に緑の袋が等間隔で並んだ時の達成感も束の間。
日は待ってくれない。
どんどん気温が低くなっていく。
次は肥料を撒いていくわけだが、「牛糞」ということで不安しかない。
私は一日中この糞の香りを身にまとい生活をしなくてはならないのか?
そんななか、手を止めることを許さぬ兄が早く!と追い打ちをかける。
勇気を振り絞って開けた封の中は、無臭のただの肥料であった。
安堵してこの袋を開けて全体に撒きはじめるが、やはり重い・・・
汗が出るわ出るわで、全身の力が奪われる作業であった。
愛犬?ポチの登場
ようやく畑を耕せるということで、
今回のメインキャラである耕耘機"ミスターポチ"の登場だ。
これは先日ネットにて3万円程で購入した中古品だ。
ポチにはレギュラー満タン入っている。走りたくて仕方のない様子だ。
エンジンをつけるのに少々手こずったが、周りに迷惑なほど大きな音がごごーと鳴り始めた。(今度からもう少し早くスタートせねば)
耕耘スタート!
動き始めると、人間の力はいらずで、ポチのよちよち歩きのようなスピードで土と肥料をかき回していった。
途中ターンする際は、まさにリードで引っ張られる飼い主のような様子であった(汗)
ポチを走らせ1時間強。
砂色であった農地一面が、こげ茶色の”畑”となった。
時刻は18時半。日はすでに暮れていた。
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ということで、畑の整備は完了した。
この畑をどれくらい稼働させるかは未定だが、
軽い気持ちで始めた菜園にどうやら本気で取り組むことになりそうだ。