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【HafHを使って】ショウナイスイデンテラスに泊まったら最高に癒された件|建築好きにオススメしたい話題のホテル

旅の目的になるホテルがある。

建物巡りやホテルを見るのが好きな方はよく聞くワード。
今回私も【HafHを使って】旅の目的になるホテルに泊まる事にしました。
そのホテルは……

ショウナイスイデンテラス。

設計は世界的な建築家・坂茂さん。
水田に囲まれた山形県の庄内にあるホテル=ショウナイスイデンテラス。
坂茂さんが手がける世界初のホテルとのこと。シングルからファミリータイプまで全119室設計されています。

【建物メモ】
設計:坂茂建築設計 坂茂
客室数:119室(うちスイート2室・ツイン・ダブル14室)
開業:2018年9月19日
チェックイン/アウト:午後3時30分/午前10時
電話:(0235)25-7424
露天風呂、サウナ、フィットネスジムあり

商店建築より

Casa BRUTUS特別編集 温泉150の表紙にもなったホテルです。他にも色んな雑誌でも取り上げられている話題のホテルですよね。この外観だけでもご覧になった方も多いのではないでしょうか?

さて。
このホテルに泊まるにあたり、使ってみたサービス、HafH
ご存知でしょうか?月々定額料金を支払ってコインを買い、その貯めたコインでホテルに泊まるというサービス。
ホテルのランクによって使うコイン数が違う。部屋が細かく指定出来ない代わりに通常で宿泊するより安く抑えられるし、直前でもホテルが空いてれば予約できるという使い方によっては大変便利なサブスク。日本だけでなく世界各国でホテルが用意されており、約2,000のホテルから選べるのも魅力的。

👆宜しければ招待コードどうぞ!

今回はそんなHafHを使って予約してみました。

予約する必要コイン数は810コイン~


予約したお部屋のタイプは『ダブルルーム。』
さて、どんな旅になるのか?!



①ショウナイスイデンテラスへ!

庄内空港からレンタカーで向かうこと約30分。
空港からのアクセス◎ホテルに到着!

ホテルの入り口

この入り口の向かいに大きな駐車場が用意されているので、駐車な苦手は私も問題なく停めることができました。。さて、ワクワクする気持ちを抑えて、中に入る前に周りの散策です(不審者)

ホテルの名前にもあるように、周りは水田。
稲穂に囲まれたホテル。何とも珍しい設定ですよね。

緑の稲穂とショウナイスイデンテラス

緑の道を歩いていると、こんな可愛らしいベンチがありました。

突然現れたベンチ

何でいきなり??
と思いながらも腰掛けるとその答えは簡単。

ベンチに座ると……

目の前には水田に浮いたように見えるホテルが……
何とも幻想的な光景です。

坂さんは自然との共生をテーマにした建築を得意とされていますが、ショウナイスイデンテラスホテルもその例外ではありません。建物は周囲の景色に溶け込むようなデザインでありながら、その美しさと個性も際立っています。


②いざチェックイン→客室へ

エントランスまで戻ってきました

外回りをとりあえず堪能したので、お待ちかねの内部へ。

サイン盤面は風景の空を映しています。これまた自然を映し出す工夫が。
建物正面
エントランスはこちらです

看板の案内に従っていざ館内へ。

内部デザインはは坂さんらしい落ち着いた雰囲気
目に囲まれたくつろぎのひとときを過ごすことができます。

ロビーにはブックコーナーも。

高天井で木が溢れるロビーはお土産コーナーやブックコーナーも。
『オトナもコドモ コドモもオトナ』をコンセプトに共用棟には約1,000冊の本が並んでいます。
そしてその奥には……

奥にはバルコニーが広がっています

広々と庇が伸びたバルコニーが。
そしてここから見た景色がこちら↓↓

左に見えるのが客室棟

水田に建物と空が反射する景色は圧巻。
これが見れるのはこのホテルならではの醍醐味ですね。

次は客室へ。
客室棟に向かう廊下の空間がこれまた期待感をアップさせます。

ロビー⇔客室への通路
客室棟の廊下

部屋の前まで到着。廊下は落ち着いた木と白いタイルで包まれた空間。

こういうさり気ない素材の切り替え好き。

では客室の扉をオープン!

ダブルベットのお部屋

ベットもチェアも坂さんらしい紙菅を用いたインテリア!!
シンプルだけど手間暇が掛かっているデザイン性の高い客室。

フランクロイドライトの照明にも似ているようなランプ。紙菅の素材感が癒されます。
お部屋正面。無駄がないようなシンプルな作り。
水回りはこんな感じ。こちらも白をベースとした落ち着いた内装。
とりあえず扉を全部開けてみる。

生活感が出てしまう家電家具はこのように棚の中に全て収まっているので、お部屋の中がスッキリシンプルに見えるのか…と勉強になります。
このような非日常を味わうホテルで生活感が見えてしまうと一気に萎えちゃいますよね。。

そんなこんなで客室で感心していると、気が付けば夕暮れ時に……
外観の夕景写真が撮りたい…!
急足でまたもや外に出てまたベンチに戻ります。

夕暮れ時の建物

な、な、何とか間に合ったー!
建物から映るオレンジの柔らかい光と空が水田に反射した、息を呑む美しい景色。正直、この光景が見たかった…と言っても過言ではありません。。
ベンチに座って思わずボーッと見つめてしまいます。

しかし夕暮れ時は一瞬。。
どんどんと周りも暗くなってきます。

気が付けばもう夜に…。


③夜はお楽しみのお風呂へ。

近所のレストランで夕食を楽しんだ後に、ホテルに戻ってお楽しみのお風呂へ。お風呂の中は撮影NGだったので入り口まで。

お風呂入り口

ちなみにスパはこのような空間が広がっています。
内湯・露天風呂・サウナと完備されています。坂さんの建築のアイコンでもある、紙管を模したベンチでのサウナはここでしか味わえない特別な空間。時間によって男湯と女湯が切り替わるのでどちらも味わないと勿体ない!
ちなみに夜入ると水田は真っ暗で良く見えませんでした…。笑
これは明日の朝リベンジする必要がありそうです。

さて湯上りで館内を巡っていると…『宿泊棟ライブラリー』となるスペースを発見。

宿泊者限定のライブラリー

この中の家具も客室と同じ、紙菅をベースとした家具に囲まれた落ち着いた空間。こちらのスペースも朝と夜で全然景色が違いそうです。
湯上りに本を片手にお酒を飲むのも粋ですね…。笑

ちなみに館内には『SAKE BAR』もあります。営業日が金・土・日・祝前日のみなので、今回はお目に掛かれませんでしたが、館内着のまま楽しめるカジュアルなバーとの事。次は日付を合わせて行ってみたい…!!

明日の朝の水田の風景に期待を寄せて本日は就寝…。

④朝食とホテルを囲む水田の景色

おはようございます。天気は曇りのち晴れ。
早速朝食会場に向かいます!

朝の澄んだ空気が気持ち良いロビーを抜けて朝食会場へ
朝食プレートが運ばれて来ました

美しい水田の景色を眺めながらの朝食は贅沢なひととき。。
一面に広がる水田の風景に癒やされながら、地元の新鮮な野菜や米を使った朝食を堪能させて頂きました!満足!

水田を眺めながらゆっくりと朝ごはんを堪能

朝食を食べ終わったら昨晩も訪れたスパと宿泊棟ライブラリーへ。
どんな景色が広がっているのか、期待に胸を膨らませながら向かいます。

再度宿泊棟ライブラリーへ

スパを上がって宿泊棟ライブラリーへ向かったらラッキーなことに貸し切り状態!ブックディレクター幅さんの選出による7つのテーマで約1,000冊の本が並んでいます。

晴れて来て日差しが気持ち良い◎
水田を眺めながらのんびりと過ごす贅沢なひととき

チェックアウトは10時。それまでの時間、ゆっくりと館内を楽しみます。
このボーっと水田の風景を眺める時間…。非日常で本当に贅沢です。

水田に向けて要所要所で窓が開けられています

思い思いの場所で読書したり、のんびり外の景色を楽しむのもよし。
そして体を動かしたくなったら…フィットネスジムもありますよ!

ランニングしながらも水田景色が眺められる!

気が付けばチェックアウト時間になっていました。
客室に別れを告げて、ロビーでチェックアウトを。
でもまだまだ館内を楽しみたい気分…。

共用棟のライブラリーはチェックアウト後でも楽しめます◎

共用棟のライブラリーで水田景色をもう少し満喫することにしました。

設計者・坂茂さんの本を館内で楽しみます

館内にはショップもあり山形庄内の"おいしいもの"、山形庄内の"暮らしのもの"、庄内の風土を育んだこだわりの品がラインナップされています。

思わず地ビールを購入。


⑤旅に出かけたくなる、そんな場所

大自然に囲まれて本当に

季節によって異なる表情を見せる水田は、早朝には霧に包まれ、夕方には夕日に照らされて金色に輝きます。訪れるたびに、自然が織りなすアートを堪能できるので、『何度でも行きたくなる』そんなホテルでした。

時間がゆっくりと流れる…水田に囲まれた癒しの景色。
皆様も是非行って癒されてみてください!
行く前にはガイドッブックもお手元に旅行ルートを検討してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき有難う御座いました!
ではまた<m(__)m>

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