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安全革命!?Magene L508で『振り返らない』安心と安全

先週末、天気予報が晴れマークで最高のサイクリング日和。目的地はいつものコース、往復およそ140kmの道のりです。朝9時に家を出て、細々した市街地を抜けてから、丘陵地帯へと向かうプラン。このライドに合わせ「Magene L508」を購入し、初の“後方レーダー体験”ライドというわけです。

花粉がすごくて死んだ&パンク(今年一発目)してサイクリストに助けてもらったというエピソードはあるのですが、本件とは関係ないので省きます。
というかサイクリストは基本みんないい人がおおいな〜

実際に使ってみると想像以上の快適さ。そのまま一日走り終わって帰宅した頃には、「もうこれ無しでは走りたくないかも」と思うほど便利さを実感しました。どのレビューではもっとはやく買っておけばよかったといっていますが、まったく同じ感想でございます。「もっとはやく買っておけばよかったわ〜」


市街地での体験:電源オフ運用の必要

レーダー警告

自宅からスタートして1時間ほどは、比較的交通量の多い市街地を走ることになります。最初は「せっかくレーダーを買ったんだから、ずっとオンにしてみよう!」と意気込んでいましたが、思った以上になりますね!警告音。

車の往来が多すぎて、サイクルコンピュータに表示される後方アラートが鳴りっぱなし! もちろん「車が来るのは分かってるよ…」という状態なので、正直なところこの区間ではレーダーの恩恵をあまり感じませんでした。むしろアラートの音が少々煩わしく感じるくらい。というか知っていたので許容できる感じではあります。

無駄なバッテリー消費

100%からスタートしても、こうした交通量の多い場所を長時間走ると、その分検知作業にエネルギーを使うのか減りが早い印象。

市街地区間で電源をオフにしておけば、ロングライド時のバッテリー持ちが明らかに伸びるのでこの運用が正解ですね。こういう使い分けができるのは、スイッチが簡単にオン・オフできるL508の手軽さ◎


郊外&山道での体験:驚くほど頼もしい相棒

交通量の少ない道でこそ真価を発揮

市街地を抜けて郊外に入ると、車の絶対数がぐっと減ります。ただ、逆に1台1台の車両が速いスピードで抜いていくため、「後ろからいつ来るんだろう…?」という不安が常について回りますよね。



ここで再びレーダーの電源をオン。すると、サイクルコンピュータが「後方車両接近中」「あと何台」などと視覚&アラートで表示&通知してくれます。自動車の接近に気づいてからハンドサインを出したり、車線の端へ寄ったり、やるべき行動を早めに取れるので精神的にもかなり楽でした。なんといっても前方に集中できることが最高に素晴らしい。

急な坂道&カーブ

特に山間部に入ると、カーブやアップダウンの連続。カーブの先が全く見えない状態で車が来るとヒヤッとすることもあるのでしっかり前方に集中する必要があります。L508をオンにしておけば「そろそろ1台来るぞ」というのが早めにわかる。時速60km以上でダウンヒルしているときに後方をみれないので、これが今回最も「買ってよかった!」と感じたポイントで、まさに“精神的な安全装置”として大活躍。最高です。

ダンプが来たときの安心感

郊外にいくと意外と多い大型ダンプカー、建設現場へ向かうダンプや大型トラックが通る区間もあり、車線があまり広くない場所が続くケースもある。こういう場面だと、後ろから車両が近づいているか把握できるだけでも全然違う。

また、複数台続いている場合は「2台目も来る」といった表示がサイクルコンピュータに出るので、「もう通り過ぎたかな?」と早合点しなくて済むのが本当に最高。気持ちに余裕は最高の安全ですね。


サイクリングロードでの体験:広い検知範囲ゆえの難点

帰り道、一部サイクリングロードを経由しました。ここは基本的に車は入れないのですが、すぐ隣を並行して幹線道路が走っている区間があり、すり抜け音やエンジン音が響いてきます。
結果として、L508が並行車道の車まで検知してしまい、ずーっとアラートが出っ放しに。そのうち「あ、これサイクリングロードだし車来ないや」と判断して、ここでも早々に電源オフ。このように「検知範囲が広いゆえのデメリット」があるので、状況に応じたオン・オフの切り替えが必要だと実感しました。


バッテリーの持ちとライトの性能

バッテリー運用

今回のライドはトータルで140km、休憩含めて7時間くらいかかりました。市街地&サイクリングロード区間ではオフにしていた時間も長かったため、山間部や郊外を中心にオンで使ってみても、最終的にはまだ少しバッテリー残量に余裕がありました。

フル稼働しっぱなしだと6〜7時間程度でバッテリーが持たないと思うので、ただし on/off しっかりできればロングライドでも問題なさそう。

テールライトとしての視認性

ライトの明るさ自体はかなり強力で、日中でも点滅モードなら後方からしっかり目立ちます。夜間やトンネルでも安心感がありますし、「レーダーなしのただのテールライト」と考えても十分満足できる性能だと思います。そんな使い方しないけどw


良い点・気になる点をまとめるとこう!

良い点
地方・山道での安心感が段違い
カーブやトンネルの多い道でも、後方車両の接近に気づきやすくなり、安全性が大幅アップ。

複数台検知と距離表示の便利さ
「あと何台来るのか」を事前に知れるのは予想以上に役立つ。

使用シーンでのオン・オフ切り替えが簡単
車の多い市街地やサイクリングロードでは電源を切って、山間部や郊外でオンにするなど、手軽にバッテリーセーブができる。

ライトの光量・視認性は合格点
日中でもしっかり目立つ光量で、テールライトとしての役割も十分。

気になる点
並行する車道での誤検知
幹線道路と近接するサイクリングロードなどでは、アラートが頻発してやや煩わしいことがある。offにすれば解決

ロングライド時はバッテリー配分に注意
フル稼働だと持続時間が心許ない場合もあるが、他デバイスと比べて決定的に悪いわけではない。使い方次第。


結論:もっと早く買えばよかった

いざ使ってみると、本当に「もっと早く買っておけばよかった!」と思うシーンが多々ありました。特に車が少ないように見える郊外や山道でこそ、後方からの突然の車両接近に対する不安が大きいもの。レーダーがあるだけでかなり気が楽になります。

もちろん、サイクリングロードや市街地では煩わしさがるが、必要性が薄かったりするので、バッテリーやストレスの観点からオン・オフの切り替えで解決。

Garmin Variaなど他社の人気モデルとの性能比較はあまりできていませんが、少なくともMagene L508単体では十分すぎるほどの満足度。価格も手頃で、レーダー導入のハードルが下がるのはありがたい限りです。

いやーまじでもっとはやく買っておけばよかったよ!もっと強くおすすめしてほしかったわ〜



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いもひろし
ロードバイク・スキー・キャンプ 等の機材購入など

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