
リアビューレーダーの価値!?Magene L508 レーダーテールライト購入に至った背景と期待
リアビューレーダー導入に至る経緯と選定理由
これまで、リアビューレーダーというデバイスには懐疑的な立場を取っていた。GARMIN が最初に「Varia RTL515」を市場へ投入した際、一度は導入を検討したものの、その有用性に確信が持てず、加えてデバイスのサイズ感がスマートではないと感じたため、結局購入には至らなかった。しかし、市場の進化は日進月歩であり、各メーカーが次々と新モデルを投入する中で、リアビューレーダーという製品カテゴリ自体が確固たる地位を築いたように感じている。GARMINが切り開いた領域だるという点ですごいと思う。そして今なお色褪せないというかデザインありかたすら定義してしまった感がある。
当時私は、新しすぎるデバイスに対して即座に手を出すほどの経済的な余裕も熱量もなかったということだろう。特に、登場初期の製品は単にリアライトとの比較でしかなかった中で、それと比較するとサイズが大きく、重量もあり、バッテリーの持続時間も十分ではなかった。加えて、価格も高価であり、あえて試してみる理由が見つからなかった。しかし、時間の経過とともに市場が成熟し、選択肢が広がることで、その価値を再評価するきっかけとなった。
選定の過程
まず、GARMINVaria RTL515 に関しては、モデルがすでに古くなっており、次期モデルのリリースが近いと個人的に予想している。そのため、現時点での購入には踏み切れなかった。また、古さとは何かといえばそれは「microUSB」であることに尽きる。それ以外の機能及びスペックはあるいはその洗練されたデザインは本来購入したいお思うものである。ただし「microUSB」なのである。
すべてのデバイスが「USB Type-C」になる世界線を信じているし願っている。同製品が「USB Type-C」になるだけで迷わす購入していたであろう。
次に、TREK CarBack Radarも検討したが、こちらも選択肢から外した。その理由は、過去にTREKのライトを使用した際、水没して故障した経験があるためである。複数回連続でだ。そのたびに交換あるいは購入してきた。この出来事が強烈な印象として残っており、製品の耐久性に対する不安を拭い去ることができなかった。もちろん、リアビューレーダーが同様の問題を抱えているとは限らないが、一度信頼を失ったブランドの製品を再び選ぶことには慎重にならざるを得ない。加えて、TREKの周辺アクセサリーは価格が高めであるにも関わらず、それに見合う耐久性があるとは言い難いという印象がある。(あくまでも個人の体験に基づく)
最終的に候補として残ったのは、の3つ、iGPSPORT、Bryton、Magene である。一般的には、各製品のバッテリー持続時間やレーダー精度を比較して選定するのが正しいプロセスとなる。しかし、私はリアビューレーダーを未導入の現時点では、どの製品を選んだとしても「現状よりベター」であることは明らかである。そのため、細かい仕様の違いに神経質になるよりも、ある程度の信頼性が担保されている製品を選ぶことに重点を置いた。要するに、あまり悩まずに決断したということだ。
購入決断の背景
リアビューレーダーの必要性を改めて感じたのは、最近のライド環境の変化が大きく影響している。特に、地方の山間部や林道を走る機会が増えたことで、登坂中に背後の状況を確認する余裕がないケースも多い。また、高速ダウンヒル時には前方の状況に集中する必要があり、後方確認のために一瞬でも視線を逸らすことが危険を伴う。時速50km-70kmを超えるダウンヒルでは、1秒の視線移動で十数メートル進んでしまうため、直感的にリアビューレーダーの有用性が理解できるようになったもある。
加えて、現在メインで使用している Wahoo ELEMNT ACE のディスプレイが大きく、リアビューレーダーの情報を視認する際にもストレスを感じることはないと考えた。WahooのUIは直感的で、ナビ機能が優れていることからも、リアビューレーダーとの相性は良いはずだ。これらの要素がかみ合い始めたことで、導入を決断するに至ったというわけである。
最終的な選択と期待
最終的に選んだのは Magene L508 レーダーテールライトである。価格とセンサーの精度については、ウェブ上の情報を一通り確認し、十分に実用的であると判断した。細かい比較は行わなかったが、「現状より間違いなくベター」という確信があったため、それ以上の深掘りは不要と考えた。
また、詳細なスペック比較は他の情報サイトやYouTubeでのレビューに頼るのが賢明だろう。個人的には、スペック上の違いよりも実際の使用感が重要だと考えており、実際に使ってみなければ分からないことが多い。もちろん、これまでの経験上、購入後に「失敗したかもしれない」と感じることも少なくないが、それもまた経験の一部だなと。いつだって遠回りは最高だ。
今後は、実際のライドでの使用感を確認しながら、リアビューレーダーがどれほど有用なのか、自分のライドスタイルにどれだけフィットするのかを検証していきたい。また、もし WahooやGARMINからより魅力的なモデルが登場した際には、再度アップグレードを検討する可能性もある。
現時点での結論としては、リアビューレーダーの導入によって得られる安心感や安全性の向上は、少なくとも価格以上の価値を持つ可能性が高いということを想像している。もっとはやく買っておけばよかったというレビューが多いデバイスである。今週末のライドでの実用性を確認し、後日レビュー記事として詳細なフィードバックをまとめたいと思います。
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