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【初心者】ロードバイクにはまるステップと機材投資の変態化ステップについて

はじめに

noteを始めていくつか投稿がストックされてきたので、初心者がハマっていくステップと、中級者を経て機材投資が変態化していくステップについて、ちょっとまとめてみました。

あくまでも「私の場合」ではありますが、多くの方に自転車の楽しさを知ってもらいたいので、最初からどっぷりハマるのではなく、深くハマるためのステップがあることを伝えたいと思いました。

と言いますのも、多くの方が機材を購入したものの、継続せず(ハマらず)に自転車の購入を後悔していたり、自転車の面白さを理解しないまま辞めてしまったりする姿を少なからず見てきたからです。最初からどっぷりハマるケースはレアケースです。



段階的に楽しむためのアプローチ

昔は「どうせ欲しくなるんだから、最初から良いモノ(だいたい高い)を買っておけ」と勧めていましたが、最近は考えが変わりました。可能な限りリーズナブルなバイクを購入し、ライド体験を積みながら、早めにフィジカルへフォーカスする段階に進むことが良いと感じています。その上で、その段階に至った際に改めて自分のライドスタイルに合った自転車を購入するのが良さそうだと思っています。

自転車にハマるステップというのがあると思っており、それはライド体験を積み重ねることで段階的に深まっていくものだと、振り返って強く感じます。


初心者が感じる壁

初心者が最初に感じる壁の多くは、ロードバイクを購入したけど「おもったより楽じゃない」や「冬は寒し夏は暑いし面倒だ」といったおもったより〇〇といった壁です。私もいきなり富士ヒル参戦したことで購入後にライドから数ヶ月離れました(笑)
※本エピソードはプロフィール参照のこと

また、ライドを続ける中で、膝や肩、首などに違和感を感じるケースが多いですが、これらはフィッティングの問題であることがほとんどです。そのため、早い段階でフィッティングサービスを利用することで快適さを向上させることができます。


ライド体験から広がる趣味の世界

例えば、最初は20㎞のライドからスタートし、それが60㎞になり、やがて100㎞を超えるようになる。そして、そのまま「ブルベ」へ突き進む人もいれば、「フジヒル」を目標にトレーニングを楽しむ人、「イベント出走」を中心にファンライドを楽しむ人、「グラベル」を楽しむ人、競技志向で「レース」や「シクロクロス」で自分を高める人など、さまざまな方向性があります。まずは欲張らず許容できる距離を頻繁にのることをオススメします。一回の距離よりも頻度を重視するのがよいかと思います。

そして燃え尽きない程度に向き合うことが大切で、生涯の趣味とするなら適度な距離感で楽しむのがおすすめです。また、ライド仲間が増えると、さらに楽しく継続できると思います。


ライドの多様性と楽しみ方

ロードバイクの楽しみ方は実に多様です。一人で走るソロライドでは、自分のペースで自由に走れる楽しさがありますし、グループライドでは仲間との一体感や協調性が味わえます。また、グラベルライドでは自然の中での冒険感を楽しむことができます。このように、楽しみ方を広げることでロードバイクの魅力をより深く体感できます。


初心者におすすめのステップ

これから自転車を始めたい人には以下のステップをおすすめします。

30万〜50万円程度で自転車を購入(まずはレンタルでも◎)
それでも高価ですが、長く使えるものを選ぶ。初めはロードバイク以外の必要な装備(ヘルメット、シューズ、ペダルなど)も揃える必要があります。

週末20㎞程度からスタートし、60㎞程度を毎週末ライドする習慣をつける
この段階では、自分のペースで無理なく楽しむことが大切です。頻度をのることで習慣化することが重要です。グルメライドとわりきっていろんなランチを楽しむのもよいですね。

100㎞ライドにチャレンジし、その後は週末の100㎞ライドを習慣化
100㎞を走れるようになると自信がつき、さらに長い距離や新しいコースに挑戦する意欲が湧いてきます。いつしか100㎞なんて楽勝になります。

ホイールや機材への興味がわいてくる(がしかし)
この段階(ライド距離100㎞を超えると)になると、ホイールやその他機材への興味が湧きます。しかしそよりも「フィッティングサービス」を受けることをオススメしますライド体験がさらに向上しますし、より楽により速くより遠くへ走れるようになります。

ファンライドイベントに参加
特にACCR(アルプスあづみのセンチュリーライド)がオススメです。獲得標高がそれほどなく、最高の景色の初心者に最適なライドイベントです。
※こちらの投稿を参照のこと

行きつけのプロショップを決める
最寄りの信頼できるショップとの関係構築は継続的な最高のライド体験には必須です。私の行きつけショップはトライクル

ライド仲間を作る
仲間と共に走ることで、ライドがさらに楽しくなります。

ここまでくると、いろんなライドイベントへ出走したり、週末仲間たちと一日中ライドしたりと楽しくてたまらなくなります。


機材投資変態化のステップ

今年は私も特に変態的に機材投資が多かった年でした。本noteを8月にスタートしレビューした多くの機材が今年購入したものであることを考えると、なかなかパンチの効いた投資ボリュームだったと思います。

概ね購入して満足しており、後悔もなく、ロードバイクを趣味とする日々をより楽しいものにしてくれています。ただし「オススメか否か」となると難しいところです。つまり、基本的に高額で高品質なものを選んだので、「コスト対効果」という観点では議論の余地があります。

コスト対効果の優先順位

効果とは何か? という話ですが、「速くなる」ことを目的とすると、いくつかのアイテムはビジュアルや所有感を充足させるものの、速くなるかどうかは微妙だと言えます。

コスト対パフォーマンスとするならば影響する要素の優先順位は以下の通りだと思います(私の場合)。

  1. フィジカル

  2. フィッティング

  3. タイヤ

  4. ホイール

  5. フレーム

これ以外の要素は、パフォーマンスへの影響度は極めて小さいので、予算に合わせて「好きなら購入すれば良い」と思います。

興味深い順序の逆転

ロードバイクにはまることで投資していく順序は、この順位が真逆になることが多いです。まず購入してからハマっていく段階で機材投資が進み、最終的に「結局フィジカルじゃん」という結論に行き着くのが多くのパターンです。というわけでは結局体に向き合っています↓

それはそれで良いと思いますし、現実としては、ハマっている段階で楽しみながら進んでいくものだと感じています。なので、まずはハマるところからですね、というのが冒頭の内容でした。それでもどんなに機材投資してもフィジカルでおとると勝てない。200万の機材でも20万の機材にぶち抜かれる(笑)結局はフィジカルなのですという現実。


最後に今年購入した機材など(変態の成れの果て)

ことしはもう何かを購入することもないと思います。来年はどうだろうか?何れにしてもロードバイクは楽しいなと(笑)来年も元気に走れるように自分の身体に向き合っていきます。それでは〜

以下今年購入したシリーズ一覧


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いもひろし
ロードバイク・スキー・キャンプ 等の機材購入など

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