極意塾の幸福論(2)
およそ誰でもすぐに簡単に幸せになれたら素晴らしいではありませんか!
よく「二人は幸せになる」「あの人は幸せだ」という言い方を聞いたり読んだりします。
いつも一瞬「ん!?」と思います。
人間が「幸せ」という抽象概念になるわけはありませんね。
幸せな状態になる
幸せを感じている
幸せが沿う生き方をしている
正しくはこんなふうに言うべきなのでしょう。
日本語の特徴のひとつ「省略」表現である、という解釈で良いのでしょう。
理屈をこねるつもりはないのですが、幸せな状態を現実生活で実現することを目指す極意塾としてはこだわってしまうところです(笑)。
「幸せだなぁ。僕は君といるときが一番幸せなんだ」(岩谷時子作詞『君といつまでも』)
この場合の幸せは「心の満足度が高い」という意味だろうな、などと翻訳しています(笑)。
「心の満足度が高いなぁ。僕は君といるときが一番心の満足度が高いんだ」(笑笑)
これでは歌詞には不向きですが(笑)、幸福をどう定義しているかは必ず確認したいところです。
極意塾では、明確に幸福を心が満足していることと定義しています。
裕福とか人間関係良好とかの状況や条件ではないという立場をとります。(極意塾投稿No.090)