★疲労対策:目を閉じるだけ理論
(中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。)
子どもは疲れを知らないなどと思っていたものだが、どうしてどうして、私の辿った道を振り返ると、不調のときとは疲労していたときだった。
ことに高校1年~2年の頃がひどかった。
新聞奨学生のハードな生活に、心身がついていけてなかった。
それが実は疲れが原因だったなんて、当時は思いもしなかった。
だが、冷静に分析すれば、明らかに疲労が原因だったし、疲労対策があまりにも未熟で何の技も身に付けていなかった(笑)。
では、疲れを未然に防ぎ、いつも元気溌剌でいるにはどうしたらよかったのか?
食事、睡眠、休養、等々いろいろあるが、およそ誰でも、すぐに簡単にでき、絶大な効果のある技として、君にも勧めたいのが「目瞑即睡眠理論」あらため「目を閉じるだけ理論」だ。
なんのことはない、ただ目を瞑れということだ。
3秒でも5秒でもいい。
頻繁に目を閉じる。
これだけで十分に疲労対策になる。
目を閉じていると、脳は眠っているものとみなすらしい。だから脳波が変わる。それが睡眠効果だ。(この辺りの科学はいっぱい勉強したが、ここでは結論だけにしておく。)
もちろん暗くして、布団に入って、何時間も続けて眠るほうが睡眠効果は高い。
だが、ただ頻繁に目を閉じるだけでも、熟睡の何分の一かの効果は期待できる。ゼロより遙かに大きい。
これは私の実験結果をもとに語っている。
私が中学生のときから、ただ目を閉じているだけで睡眠効果があり疲労対策になるということを知り、毎日何度も何度も実践していたら、何事ももっとうまくやれただろうと思う。
私はしばしばこの「目を閉じるだけ理論」を思い出しては実践している。
エレベーターやエスカレーターなんかは、絶好の目を閉じる時間帯だ(笑)。
今こうしてパソコン作業をしているときも、時々手を休めるばかりでなく、目も休めている。
やっていることは超簡単、ただ目を閉じるだけだ(笑)。