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ライバルの成功を祈る(3)

自分が何かをしている時、側からあら探しでもしているかのような目つきで見られるのは嫌なものですね。

審査されている、減点探しでにらまれていると思うと不愉快ですし、これではなかなかベストパフォーマンスは発揮できません。

時折、こういう人がいたことを思い出します(笑)。

一方、側から見られるというのは同じでも、見守られている、最高にうまくいくイメージを重ねるような目で見られている場合は、大いに力が出ます。
単なる言葉だけの応援よりも心強いですね。

しかしこれは、特別なことではなく、親が子に対してごく普通にしていることではないでしょうか?
どんなレベルの人にも、こういう目で見守ることができる人なら、人から好かれ、信頼され、人望も厚くなるというものでしょう。

「失敗しろ!」「ミスれ!」という想いではなく、「できる!」「うまくいくよ!」という想いでそこにいる。
ただそれだけのことならば、およそ誰でも、すぐに簡単にできることです。

これで他者との関係が良くなり、その人のパフォーマンスも、自分のパフォーマンスも向上するならば、これも極意と言うべきでしょう。(極意塾投稿No.472)

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