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変化をもたらす極意(1)

病、貧困、悪環境……そういう厳しい悪条件の下で暮らしていても、すぐに変化をもたらし、健康・成功・幸福を手に入れられるなら素晴らしいではありませんか!

極意塾で「およそ誰でも、すぐに簡単にできる」ことにこだわるのは、もともと厳しい悪条件の下で暮らしている人々はどうすればよいのかをテーマにしていたからです。わたし自身がその一員でしたし(笑)。

精神障がいがあり、薬を飲んでいて、元氣もやる氣もなかなか湧いてこない、お金を不自由なく使えるわけでもない……それでも、いや、それだからこそなお、ストレスを減らし幸福度を上げたい、日々を楽しむ術を身に付けたい……そのためにはどうすればいいのでしょうか、というところから出発しています。

そこで出て来た知恵のひとつ、「少しでもよいものならば何でも一度は取り入れてみる」。

世間には、健康・成功・幸福を手に入れる方法や心構えを説いたものは、星の数ほど溢れています。
すでに出し尽くされていると言っても過言ではないのではないでしょうか?

人生論、自己啓発、倫理学等々の書物を読んだり、人の話を聴いたりといったことを多々行ってきましたが、この手のものはすべてがどんな人にも当てはまるというものではなく、その人のその時の課題にちょうどタイミングよく響くものがあるとしたものですね。

そしてまた、ある人には効果的ではないけれど、ある人にとってはそれで一瞬にして劇的に変わることができたというものもあります。

だから、良いと感じたこと、他の人がやってみて良かったと言っていることは、一度はやってみてはどうでしょうか、何かひとつはすぐできそうなものが有るんじゃないですか?……そんなような対話からスタートしていますので、十に一つ、二十に一つヒットして、少しでも生活の改善、すなわち、日々を楽しめるようになれれば大いに満足!……と思っております。

しかし、この「よいものなら何でも一度は取り入れてみる」ことそれ自身が極意ですね。
なぜなら、そうすることによって、ともかく何らかの変化は生じますし、打つ手はいくらでもあるのだという前向きの心持ちになれるからです。状況にも心にも変化をもたらしますし、それからの大きな変化を招くきっかけになります。(極意塾投稿No.293)

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