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鬱病になり、お灸でどうにか命を長らえているというお話①

夜、緊張して、眠れない。
食欲がなく、食べられない。
私の場合は、そんな時に
お灸をすると、眠れたり、ご飯が食べれたりします。
大げさではなく、お灸なしでは、生きていけないのです。
お灸の効果は、血流促進や、免疫力アップなど言われてます。
体感としては、体が温まり、ふわっと軽くなって、緊張が緩みます。
小学生の頃から、お灸はしていたので、抵抗はなかったのですが、
鬱病になった際に、お灸を本格的に始めました。

ここ数年前から、夜にちゃんと寝れなくなりました。
布団に入っても眠れず、頭が緊張状態で、
寝ているのか寝ていなのか分からない状態で朝を迎える。
運よく、寝れても、夜に何度も目が覚める。
という状態が続いていました。

同じく、ここ数年前から、食べれなくなりました。
全く食欲が湧かなかったり、食べれてもほんの少しだったり。
食べた後気持ち悪くて、次の食事の時間が来ても、欲しくない状態でした。
いつも間にか、数キロ、痩せて、BMIも15(重要度の痩せ)をきるくらいになっていました。
今、少し体調が回復して、その頃を、思い出すと、全く食事の味がしなったし、食事を美味しいと感じられてなかったなあって思います。

睡眠不足と、栄養不足で、常に、頭がぼんやりとして働かず、物忘れがひどく、会話の途中で、言葉が出なくなっていました。

そんな状態の中、ある朝、布団から、立ち上がれなくなり、クリニックに行くと、即、鬱病と診断を受けました。(以前から鬱症状とは診断されていたのですが)
それからは、体がだるくて、1日中、布団で横になっていることが多かったです。
しかし、横になっても、眠ることはできず、不眠のせいもあり、どんどん、ネガティブなことばかり考えていました。

母に相談した所、お灸を勧められて、藁にもすがるつもりで、お灸を毎日やってみることにしました。
ここで始めたお灸とは、塩灸です。塩灸とは、底に布を張った竹の筒に塩を入れて、塩の上にお灸を置いて火をつけるお灸のことです。
私は、お腹や、頭頂部、おでこ、おでこの生え際、目、眉間、こめかみ、耳に塩灸を当てています。
すると、自然に、体の力がぬけて、眠たくなるのです。
気を抜くと、眠ってしまいそうになるくらい眠気がくるのです。
不思議です。
お灸をすることで、頭や、体が休むモードのスイッチが入るイメージです。
お灸を続けて行くうちに、少しずつ、眠れたり、食べられたりするようになりました。
睡眠不足や栄養不足が少し解消したせいか、頭が働かない状態も少しずつ良くなっていきました。
もちろん、運動や、ストレッチをしたら、眠気や、食欲も湧くかもしれませんが、今は、そんな元気もない、体がだるくて全く動けない人でも、お灸なら試すことが出来るのです。
お灸であれば、今、寝たきりの人でも出来ます。
お灸で、ある程度まで、元気になってもらって、運動やストレッチを始めて貰えたらいいなと思っています。

もし、ご自身か、周り方で、鬱病などで、不眠、食欲不振で、困っている人がいたら、難しく考えず、気楽に、一度、お灸を体験して欲しいと思っています。
母も、生まれつきの不眠と薬の副作用で、ひどい不眠で悩まされていました。
しかし、お灸のおかげもあってか、眠れる日が増えています。
睡眠の質も良くなります。
お灸は、鍼灸院でも出来ますが、自宅でも、セルフケアとして、毎日、数分で出来る、とても手軽なものなのです。
もっと、お灸がより身近な物になればと思って、お灸に興味がある友達には、お灸を体験して頂き、お家用に、お試しを持って帰ってもらっています。
勝手に、細々と、お灸普及活動をしております。
昨年、父が亡くなったのですが、病院や施設にいて、お灸をしてあげることができませんでした。そうなる前に、お灸をしてあげたかったなと、今も、後悔の一つとして残っています。
そんな思いもあって、この文章を書いています。
お灸の種類については、
鬱病になりお灸でどうにか命を長らえているという話②
で詳しく書きます。

お灸の際は、火の取り扱いには十分に注意してください。
特に、お灸に火がついたままの寝落ちに注意してください。
私も何度かやらかしています。
母は、布団や畳を焦がしていました。

ここまで、読んでくれてありがとうございます。

↓ 台座灸。熱さがソフト。

↓ 台座灸。コスパがいい。

↓ 棒灸の器具。マイナーなのが不思議。一度試せば、病みつきになります。

↓ 棒灸。コスパがいい。

↓ お灸する元気や気力がないよという時に、レンジでゆたぽん。
おでこや、目、耳、首の後ろを温めれば、寝やすくなります。

火事や、やけどには、十分気をつけて下さいね。







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