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ジャーナリングRPGと『ジャーナリング・オブ・ザ・デッド』

ジャンル分けはむずかしい。
『ジャーナリング・オブ・ザ・デッド』は、ジャーナリングRPGというジャンルのゲームだ(と思う)。

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ジャーナリングRPGというのは、ロール(役割)をプレイ(遊ぶ)してジャーナリング(記録)するゲームだ。

ぼくは、午睡キネマ(ノマチ・イネムリ)さんのnoteもしくはtwitterで、そのジャンルを知り、表現道場でも何度かジャーナリングRPG講座を担当してもらった。

もともと、物語を作り出すゲームが好きで、ジャーナリングRPGはそれにうってつけのジャンルだった。
ひとりで遊ぶものが多く、じっくり考えられるのもいい。

ただ、まだジャーナリングRPGというジャンルそのものが、一般的に知られているわけでもない。
奥の深い世界で、ぱっと入門できるとはいいがたい側面もある(午睡キネマさんの講座で、SDRとか、その歴史を教えてもらって、おおおーーーってなることしきり)。

おもしろく、きゅっとハマり込むジャンルにありがちなのだが、だんだんマニアックになっていって、初心者がどうやって入門すればいいのかちょっとわかりにくくなっているのだ。

そこで、ものすごく遊びやすく、入門しやすいモノとして『ジャーナリング・オブ・ザ・デッド』を作った。(このあたりの詳しい経緯は、メイキングを読んでね)

何も知らなくても、遊べるように、ていねいに導入を作った。冊子を充実させて、オリジナルカードをつけた。

オリジナルカードなしで、「トランプでやる」という方法もあるのだが、ペン以外はすべてパッケージングして、即座に遊べるように、最強のコンポーネントにしたのだ。

アートワークも自分でやろうと思っていたのだが、外観がしっかりしてないと、遊ぶときに不安にさせてしまう。
新しいジャンルに挑むとき、「おもしろそうだ」と思ってもらうこと、安心して身をゆだねてもらうことは大切だ。だから、『あいうえバトル』や『君のいいとこ知ってるよ』などのアートワークを担当してもらったクボナオさんに依頼して、プロフェッショナルなアートワークでかためた。

というわけで、ジャーナリングRPGというジャンルをガッツリ意識してつくった初めての作品『ジャーナリング・オブ・ザ・デッド』、ぜひ遊んでみてください。
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米光一成
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