ゲームづくり道場:ゲーム制作の現場から6
ゲーム作家の米光一成です。代表作は「はぁって言うゲーム」「ぷよぷよ」「変顔マッチ」「むちゃぶりノート」等。
発想力トレーニング文具「むちゃぶりノート」は、いま絶賛クラウドファンディング中です、よろしく。
「ゲーム制作の現場から」は、ゲーム作家の米光一成が、ゲーム制作の現場でいまいま考えていることや感じ取っていることを書いていく連載です。
ゲームづくり道場
いまは、10月16日からスタートする「ゲームづくり道場」でワクワクしっぱなしなので、そのことについて。
「ゲームづくり道場」は、池袋コミュニティカレッジで開催されている講座です。「表現道場」というシリーズタイトルで、インプロや、インタビューや、タロットや、ゲームづくりや、いろいろな内容をシーズンによって変えていきながら開催しています。2004年10月からスタートし、17年目。すっげー長く続けています。
今シーズンは、オンラインで開催。すごいゲスト講師を招いて、物語とゲームについて考えます。
ゲストラインナップと講座タイトルをズラッと紹介しましょう。
『 「街 運命の交差点」スペシャルガイド―サウンドノベルシナリオ入門 』の塩田信之さん「ゲームブックとアドベンチャーゲームのシナリオの構造」
『Kaiju on the Earth』シリーズ総合ディレクションのドロッセルマイヤーズ渡辺範明さん「2021年ゲーム重大ニュース」
ジャーナリングRPGをめっちゃプレイして情報発信している思考@午睡キネマさん「ジャーナリングRPGとRPGの未来」
そして、『推理ゲームふるあた』連載中の秋山真琴さん「ミステリゲームの未来」
講座あとに感想戦をやったり、LINEグループで日々情報交換したり、あれこれやるために単発ではなく全6回のひとまとまりのシリーズとして構成しています。(オンラインなので出れない回はアーカイブ視聴できます)
詳しくは、「ゲームづくり道場」紹介ページを見てください。
なぜ、この講座を17年もずっとやっているかというと、刺激的だからだ。
今回みたいにゲスト講師を連続で招いて、いろいろな話を聞くのも、「いままさに話が聞きたいから」という理由でカリキュラムを組んでいる。
講師の人が有名かとか集客力があるかとかまったく気にせず、この人でこのテーマで、このつながりでやると、トータルでおもしろいものになるぞ、って考えて組んでいる。
というわけで、初回は、全6回のシリーズ構成と、その構成を支える「物語とゲームについての基礎」について話そうと考えていて、あれこれ準備中。
準備のなかで、「ゲームとは何か」ということを改めて考えたので、ちょっと整理して、それを書き残しておく。
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米光一成の表現道場
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