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3つの言葉を使って創作してみる。選ぶ言葉は適当に思いついたもの。(創作7)


メガネ 宝石 シャツ


『防犯カメラの映像から、犯人は、身長160センチから170センチくらい、20代から30才代くらいの細身の男性で、メガネとマスクをつけていたようです』

昨夜、都内で起きた宝石強盗の犯人と思われる情報がラジオから流れてくる。

「こんな、どこにでもいそうな特徴の俺が、捕まるわけがない」

車で逃走中の強盗犯は、そうつぶやいた。

『犯人の服装ですが…めちゃくちゃダサい…失礼しました。とても個性的なダサいシャツに黒のパンツだったようです』


「…あぁ?ダサいシャツだと?」

ラジオを睨みつける。

『見た目には特徴のない犯人ですが、シャツがめちゃくちゃダサいのですぐに捕まるかもしれませんね。続いてのニュースです』


「こんなニュース、ラジオで流していいのか?文句言ってやる」

車を止め、ラジオ局に電話をかける強盗犯。


[お電話ありがとうございます。〇〇ラジオ局です]

「さっき、おたくのラジオで流れてたニュース、なんかおかしくなかったか?」

[どのようなところがおかしいと感じられましたでしょうか?]

「シャツがダサいとか、見た目に特徴ないとか言ってただろ!」

[シャツがダサいのも、見た目に特徴がないのも事実と聞いておりますので、そのままをお伝えしております]

「いや、おかしいだろ!」


そんなやり取りをしていると、パトカーのサイレンが聞こえてきた。





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さいたづまいろ
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