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MIHOミュージアムで古代ガラスを見てきた件

先日、ミュージアムハシゴしてきたゾ、記事を書いたのですが、
そこから一ヶ月
「それぞれの企画展の感想は後々個別記事で…」
って書いてたのに全然書けてねぇ!もう一ヶ月だよ!!
って頭を抱えてしまう状況になってしまったので、当時のメモと、記憶を頼りにした忘備録記事です。
(それはそれとして、美術博物館行った時にメモをとる習慣をつけたおかげで、少し期間遅くなってもなんとか記事書ける程度には記憶が定着してるな)

大まかな展示作品と解説は公式サイトでもチラリと書いてあるので、こちらにもリンク貼りつつ、思ったことをぐだぐだ書いていきますね
(とはいえ今回は歴史をなぞりつつ、製造工程の紹介、現在の復元技術と再現度の高さの証明も今回の展示の大きな部分を占めてるので現地に行ってほしいな、っていう気持ちもある)
(常設展に置いてあったものも多く、「もう何回も見てるよ」とは思いつつも、時代になぞらえて展示されてると、見え方も全然変わってるし)


さて、古代のガラス工芸を主体にした企画展なんだけど、
当然ながら普段食器などで使ってる無色透明なガラスとは全然違って、濁りのある水色等ブルーグリーン系のものが多くて、食器というよりアクセサリー系が多い印象。
そしてアクセサリーということはその分細工が細かい!!

さらに時代が進むとガラスの元(ソーダ石灰ガラス)に金属を混ぜて複数の色を作って、陶器の型に巻きつけたり、多種多様な色のガラスをビーズのように混ぜ合わせて高温で溶かして、うつわの形に整形して、固めて、マーブル柄のガラスの器を作ったり…等、
自分も直接作るという立場ではないものの工芸に携わっているので、
古代から何千年経っても残ってるその作品そのものよりも、(もちろん繊細な細工などあの時代からこんな細かい工芸が…!!って思うところも多いのだけれど)古代の作品の製造過程を研究し、再現するに至る経緯を見るのが楽しい

そういえば去年の正倉院展も古代のガラス工芸の復元に力入れたわね。
勿論シルクロードに至るガラス工芸も展示されていたので、去年の正倉院展でガラス工芸を見たら「似たようなもの見たことある」ってニヤリとする作品も。

ここで買った!アピールした単眼鏡、めっちゃ役に立ちました

本当に細工が細かくて、なんなら小指の爪ほどの作品もあって、拡大写真と共に展示されてるのも多く、
これを使って実物をマジマジ見て鑑賞できたっていう…。
しかもその細かすぎる作品って、当時の現物と復元品を比較という名で並べて配置されていたので、実物の細かいところを比べて見ることができて、単眼鏡持っててホントよかったわーって思った瞬間。


被写体はいいのにセンスがない撮影典型例

それはそれとして、今回の企画展の顔になった器等写一部の銀化によって美しい輝きを施された作品は撮影可能でした。

個人的にこの夏の企画展が1番見たいやつなので、
また夏に行きますMIHOミュージアム!!
(いや、ぶっちゃけ奈良のこの辺の仏像は割と積極的に見に行ってるので、見たことある作品ばかりなんだろうな…感が否めないのだけど)

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