とあるツエーゲン金沢サポーターのカタールW杯遠征記 前編
みなさんご機嫌いかがでしょうか。
最近部屋の模様替えをした結果、かなり後悔しているよねながです。
普段はツエーゲン金沢のアウェー遠征で日本国内を遠征し、思ったことを書いているこの遠征記です。
しかし、今回はよねながの遠征記10回記念なので日本から飛び出て海外に遠征していきたいと思います。
ちなみに10進数で数えると17回目です。この遠征記では17進数を使ってます。
話は変わるんですけど、自分の知り合いが詐欺をしていました。
詐欺の手法は、カタールに行くと騙ることで餞別をもらうという手法でした。
カタールに行くと騙る…
カタールに行くと騙る(かたる)…
ジャジャーン!!!
_人人人人人人人人人_
> カタール遠征 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
デデーン!!!
初めて見てくださった方はごめんなさい。
この遠征記は終始こんな感じです。よろしくお願いします。
今回は自分にとっても初めて尽くしなので、その瞬間をその都度報告していきたいと思います。
11月28日
自分はほぼ金沢に住んでいるので、夜行バスで東京に向かいます。
ちなみに荷造りは出発の2時間前に開始しました。
荷物一覧です。現地に2泊3日なので驚くほど荷物が少ないです。15分で荷造りを終えました。
アウェー遠征民たるもの荷造りは10分で終わらせるべきなので恥ずべきタイムです。
23時金沢駅発の高速バスで向かいます。
出発前の金沢駅鼓門です。
鼓門は適当に写真撮っても絵になるのでいいですね。
遠世紀のたびにこの写真を撮ってるのでフォルダーには似たような写真が20枚はあります。
高速バスです。早めに予約すると金沢東京間を3列で3000円で利用できます。
自分は3列の高速バスはその快適さから皇族バスと呼んでます。ちなみに4列は奴隷船です。絶対に乗らないでおきましょう。
11月29日
朝起きるとバスタ新宿に着きました。バスタ新宿は椅子もたくさんありWi-Fiも完備なので快適です。
ここで成田空港行きの高速バスチケットを買いました。
金沢東京は3000円だったのに東京成田は3200円でした。
ふざけんな足元見やがって。
9時くらいに成田空港に着きました。
成田に着いた後は円をカタールリヤルに両替しました。
5万円が950カタールリヤルになりました。
財布の中身が国際的です
カタールリヤルは上の通貨です
円と違ってカラフルです。
飛行機の出発は16時ごろなのでそれまで暇してます。
ちなみによく考えると海外旅行どころか飛行機に乗ることが初めてなのでここで乗り方が分からず頭を抱えます。
どないせえちゅつねん!!
乗り方が訳わからなさすぎて関西弁まで出てしまいました。
でもそんな時でも僕はビッグマックを食べました。
乗り方が分からず困ってたら優しいお姉さんがチェックインゲートへ行けばいいと教えてくれました。
ちなみに優しいだけのお姉さんでした。可愛くはありませんでした。
ここで後ろに並んだ心優しいカタール行きの日本代表サポの方が海外旅行の向こうでの手続きとかを手取り足取り教えてもらいました。
そんなことは事前に調べておけって言うツッコミをいう人は正論ばかり言うイヤな人です。
チェックインと荷物チェックを済ませてチケットを受け取り、ラウンジに入りました。
エティハド航空で向かいます。
ちなみにパスポートの写真は意図せずアヒル口になってしまったので早く撮り直したいです。
ラウンジの店員は接客はもちろん英語も話せてすごいですね。よねながも同じ接客業で働く身として
ラウンジで働く人を見習うんじゃ!!
という気持ちになりました。
ちなみにさりげないダジャレには定評があります。
時間になったので周りの日本代表ユニの人についていって飛行機に乗ります。
飛行機に乗り込む待機列にはチャンバラの外国の代表も乗り込んでました。
話は変わるんですけど自分の地元にチャンバラが強いおばあちゃんが居ました。
その人はそのチャンバラの上手さを尊敬されて、皆んなから「おばあチャンバラ」と呼ばれてました。
CAさんはアラビアンでフランクな男性でした。
案内に従って席につきました。窓際です。
狭い座席は高速バスで乗り慣れてるので大丈夫かと思いましたが予想以上に狭くて非常に困ってます。
こんな狭い空間に所要時間は13時間ほどです。
実績解除 空飛ぶ奴隷船
隣にはロシア人の老夫婦が座ってました。途中で色々なにか聞かれましたがよねながは英語が話せないのでジェスチャーで全部乗り越えました。
英語の勉強しましょう。
人生で一番高い位置にいます。確かちょうど金沢の真上あたりです。金沢サポの方からしたらこの時の僕は雲の上の存在でした。みなさん見上げてください。
ちょっとしたらCAさんがおやつとジュースを持ってきてくれました。
コーラが欲しかったので「COLA please」って言ったら何故かオレンジジュースが出てきました。
本当になんでやねん
そういえば自分は卒論執筆中の身なので飛行機内でも卒論に取り掛かります。
出来るビジネスマンみたいですね。
隣のロシア人は少し迷惑そうにしてました。
ちなみにタイトルは「平成の大合併の一体感について」です。新規性はほとんどありません。気合いで押し切ります。素人質問は絶対に受け付けません。
卒論してたら夜ご飯が出てきました。
本当に「beef or chicken?」って聞かれるんですね。チキンしか聞き取れなかったですし発音できないのでこの遠征記ではずっとチキンしか出てきません。
自信のない英語を話す度胸のないチキンな男です。笑ってください。
こんなことにならないように皆さんは英語をキチンと勉強しましょう。
ちなみに卒論も夜飯も終わり暇なのでPCゲームをします。
PCに東方永夜抄があったのでそれで遊びます。縦シューティングゲームです。
ちなみにeasyシューターです。八意永琳はボムを無限に使って突破します。
少ししたらまたご飯が出ました。ぶっちゃけ全くお腹空いてません。
右の金色は中に照り焼きチキンとご飯があります。パンに蕎麦にご飯とか炭水化物盛りだくさんですね。
ここからずっと寝ます。
しばらくして起きると乗り換えのアブダビ空港上空でした。
綺麗ですね。
人生で初めて日本以外の地に足を踏み出します。
実績を解除 異国へ土足で踏み込む
アブダビ空港待合室です。
前日試合を終えた?サウジアラビアサポーターがたくさん寝てました。
同じ学生の日本代表戦を見に行くサポーター3人にあったので行動を共にします。
ちなみに彼らの学歴は早稲田2人と慶應です。この流れで金沢大学ですって自己紹介したらなぜか笑いが起きました。
バカにしてんのか?
彼らと話してたら呼び出されるくらいには乗り換えの時間に遅れてました。
自分は英語を話せないので彼らに全部任せました。
こうならないようにTOEICの勉強をストーイックにしていきたいです。
CAさんに急かされながらもなんとか間に合ったので飛行機に乗り込みます
なんやこの席は狭すぎる
アブダビ空港からドーハ国際空港まで1時間のフライトです。ちなみにアブダビとドーハの時差は1時間なので時計の上では瞬間移動です。
ちなみに長旅の疲労で移動の間は寝ました。
アブダビとドーハが5分に感じるくらいには爆睡しました。
着きました、ドーハです。長旅ご苦労様でした。
ちなみに前の人の手が邪魔だったので下ろすのを待ってましたがこの人はバスに乗るまでずっと手を上げてました。なにしてんねんコイツ
カタールに着いたので入国の手続きをします。この先が税関です。
人生初の税関なので緊張してましたが、ほぼ流れ作業で入国しました。
現在時刻は大体深夜の2時くらいです。
着きましたカタールです!!
カタールとバザールでござーるは関係ありません。
ちなみにバザールでござーるの中で一番好きなキャラクターはゴダールです。
金沢サポがカタールに降り立った証明として
こちらの写真を残しておきます。
しかし、カタールに着いたからすぐに観光とは行きません。今回は同伴者がいます。
少ししたらドーハに同伴者がきます。
さりげないダジャレに定評があります。
その同伴者は自分がM-1グランプリに初めて出た時の相方です。
相方は大学でアラビア語専攻をしており、中東に留学してました。この日も留学先のヨルダンからドーハに5時ごろに着く予定です。
彼が着くまで卒論します
卒論してたら4時くらいになって相方から電話がかかってきました。
要件はヨルダンからドーハの飛行機が濃霧で飛ばないらしいです。
どうでもいいのですが謎かけを思いついたので発表します。
濃霧とかけましてウィルスミスのビンタの弁明と説く
その心は
どちらも「しかい」(視界、司会)が悪いでしょう
ダジャレは秒で思いつきますが謎かけは10分かけて思いつきます。
ドーハの朝です。この時間帯は結構涼しいです。
カタールは基本メトロで移動します。
ドーハの駅です。
hayya cardというカタールW杯が配るカードが持ってればメトロが無料って聞いていたのでどうやって通るのかなと思ってたら、近くにいる係員に見せるだけでいいシステムでした。
ちなみに地元の最寄駅も自動改札がまだ出来てない頃は定期券で通る時は駅員に見せるだけで通れてました。
とりあえず観光したいなと思って 「カタール 観光」で検索した所に向かいます。
なんかアラビアンな建物と都市的な建物が見えるところに出ました。
3分ほど歩いて着きました
Souq Waqif(スークワクフ)
です。
アラビアンな市場です。
初めて日本から出た身としては石造りの建物街はゲームの世界に迷い込んだ感じがして歩いてるだけでも楽しかったです
裏の路地はなんかアラビアンアンダーグラウンドな感じがして楽しかったです。
ちなみにアラビアンアンダーグラウンドは僕が今作った造語です。ご自由にお使いください。
裏の路地では色んな鳥が売られてました。初めてニワトリを見ましたが本当にコケコッコーって鳴くんですね。
その時の時間は11時くらいでしたけど
よねながと同じく時差ボケでもしてるんですかね
ここでお土産も買いました。アラビアンなポッドやランプを6つくらい買いました。
実績を解除 異国での買い物
スークワクフには海外のメディアもたくさんいましたので、後ろを通るごとに目立つように写り込んでやりました。
めちゃくちゃ雰囲気が中世でアラビアンで良くて楽しかったのですが散歩が楽しみすぎて写真をほとんど撮ってませんでした。
まあそんなことは気にせず次の観光地に向かいます。
次の観光地は本来は乗り換え無しで行けるところですが、何故か3回乗り換えしました。
よく考えたら日本ですら迷子になるやつがなんでカタールで迷子にならないと思ったのか
本来は10分で着くところを1時間かけて着きました
なんか立派なショッピングモールです。
なんかキッザニアみたいな雰囲気で素敵です
ショッピングモールの中には川もありました。
ここでお昼を食べます。
なんかオシャレなパスタ屋さんに入ってパスタを選びました。
ショッピングモールの中の雰囲気はキッザニアでしたが、店員はちゃんとプロでした。
ちなみに写真を撮り忘れたので写真は無しです
実績を解除 遠征記で飯の写真を撮り忘れる
こんな訳わからないものを撮るなら飯を撮れよ!!
ショッピングモールから出る時、アーセナルサポーターのウガンダ人に話しかけられました。
ウガンダ人「where are you from?」
俺「I'm from…」
ウガンダ人「wait wait. I think… you are North Korean?」
俺「なんでやねん」
素で日本語が出るくらいにはなんでやねんが出ました。
日本人ではなくても韓国人か中国人ならわかります。
なんで北朝鮮やねん!!
実績を解除 北朝鮮人に間違えられる
ちなみにこのウガンダ人と英語で話してましたが、英語力の違いを完膚なきまでに見せつけられました。
ウガンダ人に完膚なきまでに敗北した後は今度はカタールの街の方に向かいました。
立派なビルですね
街の方を歩いているとバスの係員の人が何を言ってるのか分かりませんでしたが水をくれました。
怪しいお水です。
実績を解除 外国人から恩を受ける
なんか綺麗な通りです。
ハウステンボスで同じようなのを見た気がします。
都市部だなあと思ってました。それだけです。
そろそろチェックインの時間の14時が近づいてきたので宿に向かいます。
〜〜メトロに揺られて20分〜〜
着きました。free zone駅です
ここにはサポーター用の宿であるファンビレッジが大量にあります。
14時チェックインと聞いていましたがチェックインゲートに行くと16時って言われました。なんでやねん
仕方ないので荷物預けセンターみたいなところで荷物を預けました。
暑いカタールではとても助かるエアコン完備でした。
そこで涼んでると日本人サポーターが居て少し話してました。
ちなみによねながの金沢弁がかなり訛ってたらしく笑われました。相手は関西弁でした。金沢弁も関西弁も似たようなもんだろ
ちなみにその日本人サポーターから賞味期限切れの生もみじ饅頭をもらいました。
バカにしてんのか
16時まで昼寝してチェックインゲートに行きました。
そうするとQRコードを読み込んで順番待ちしろと言われました。
また2時間ほど待ちます
日も落ちてきたのでファンビレッジのPV会場で待ちます。
延々と公式テーマソングのビデオが流れていて洗脳された。
チュニジアフランスの前半が終わったあたりで番号が回ってきたのでチェックインを済ませて部屋に入った
チェックインするまでに4時間かかりました。
実績を解除 初めて一人でホテルのチェックインする
着きましたファンビレッジです。
ネットで言われてるほど悪くはありませんでした。
本来は相方と泊まるのでベッドは2つのはずがなぜか大きなベッド1つだったのと水回りが少し汚いのが気になりましたがそれ以外は基本的に満足でした。
Wi-Fiも完備どころか我が家より1.5倍の速さでした。
カタールW杯では移民労働者が沢山亡くなっているらしいですね。きっとこのファンビレッジでも…?
って思って大島てるで確認しましたが特に乗ってなかったので安心して泊まります。
宿に着いたのでファンビレッジの屋台にあったクレープの生地で巻いたケバブを食べました。
カタールで食った物の中で一番美味かったかもしれない。
一日中観光した疲労と時差ボケでシャワーだけ浴びてここで寝ます。
この辺りでヨルダンにいる相方がやっとカタールについたらしいですが自分は疲労困憊で寝てて、相方からの鬼電に全く気づきませんでした。
もしもその相方が見ていたらここで伝えたいと思います
マジでごめんなさい
と相方への謝罪をし済ませたところで前編は終了です。
ここまでかなりのカロリーだったことでしょうが、後編にも続きます。