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インスタフォロワー3万人! たかね\小学生のリビング学習/ さんのおうち読書事情【後編】

※この記事は、ポッドキャストの内容を一部ピックアップしてお届けしています。詳しい内容はこちらの本編をお聴きください!

「おうち読書のミカタラジオ」初のゲスト回!

Instagramフォロワー数3万人のママインフルエンサー・たかね\小学生のリビング学習/ さんと笹沼が、事前に皆さんからお寄せいただいたお悩みにお答えしました。

様々なお悩みについてたかねさんのご意見やエピソードを伺う中で見えてきたのは、お子さんの自主性を育みながら、ステップアップに向けて工夫を重ねる子育てスタイルでした。

▽【前編】はこちらから!

今回のゲスト

たかね\小学生のリビング学習/ さん
おうちでお子さんに様々な体験を提供できる「リビング学習」に力を入れる一児の母。長女は今年の春から新・小学3年生。Instagramやブログにて、子育てや教育について発信している。

子どもの読む本のジャンルが偏っている……
もっと色んな本を楽しんでもらうには?

笹:続いてのお悩みは「読む本のジャンルが偏ってしまう」という問題についてです。

「子どもが選ぶ本のジャンルが偏っています。もっといろんな本を読んでもらうには?」
「小2女子ですが恋愛ものばかり読みたがり困っています。」

などなど。
たかねさんのご家庭では読書に関してかなりお子さんの主体性を尊重されていらっしゃる印象ですが、読む本が偏るということはありますか?

た:あります、あります。 お友だちに影響を受けやすい時期なのもあって、最近はファンシーなものにすごく偏っています。

笹:たかねさんの側からフォローを入れた経験はあるんでしょうか?

た:無理に違うジャンルの本を勧めても全然ハマらなくて……
良かれと思って図鑑を置いてみても「またママがママの趣味で買ってきた」みたいなリアクションだったので、私から勧めるのではなくて、娘の好きなものをとにかく観察して、違うジャンルのものを紹介するタイミングを伺うようにしています。

たとえば娘は『名探偵コナン』のアニメがすごく好きなんです。あるとき『名探偵コナン』に神話を使ったトリックみたいなものが登場したことがあったんですよ。 「はいはい出た~」と思って、前々から準備しておいた日本神話についての本を紹介したんです。
自分が紹介したい本を前もって手元に準備しておいて、娘の興味とその紹介したい本の内容が少しでもリンクしたタイミングで、バッと本を紹介するようにしています。
ちょっとめんどうですが、そうしています(笑)

笹:すごいですね……!
お子さんの興味って一瞬で消えたり変わったりすると思うんですが、それを逃さないようにあらかじめ本を入手して待ち構えてる感じなんですね。

た:辛抱強く諦めないで、買った本を紹介するタイミングを待ちます
でも子どもに押し付けることはないように、焦りを抑えて……という感じですね。

笹:待機本がいっぱいあるんですね、いいなあ。忍耐ですね(笑)

た:忍耐です(笑)

熱心なのはいいけれど……
好きなこととやるべきことのバランスはどう取る?

笹:最後のお悩みです。
これまでのお悩みとはちょっと毛色が異なるんですが、

「うちは逆に娘が読書好きすぎて困っています」

とのことです。
たかねさんのご家庭では、「好きなことに熱中しすぎて他のことが進まない」といった困りごとはありますか?

た:あります。
娘は絵を描くことがとても好きで、「宿題する前に1枚だけ絵を描いてくるね」と言ったのに、気づいたら21時とかになるまで描いていることがあるんですよ。 そういうときは、我が家ではとりあえずほったらかしてます。

笹:おお~。宿題はどうなっちゃうんですか?

た:放っておいて、寝る時間になったら「もう寝る時間だよ」って言います。当然宿題ができていない部分が出てくるんですが、「そうなんだ、頑張ってね」って感じです(笑)

まだ低学年だし、どんどん失敗したらいいと思っているので、そういう時は一旦痛い目を見てもらいますね。
次の日に「昨日宿題できてなくて大変だったよね」みたいな話をするんですが、そこで私のほうから「宿題を早く済ませるためにはこうしたらいいよ」なんてアドバイスしても娘には響かないので、娘本人にどうすればいいか考えてもらって、自分から言ってもらうようにしています。

笹:素敵ですね。
お子さんが考えているとき、たかねさんは何かフォローするんでしょうか? それとも完全にお子さんがアイデアを出すまで待つんでしょうか。

た:基本的に、待ってますね。
どうしてもわからないときはアドバイスをするんですが、「ママだったらこうするけど、あなただったらどう思う?」などというように娘本人に最終的な決定権を持たせることで、「自分で言ったことだからきちんとやろう」と感じられるようにしています。

笹:なるほど!  お子さんって予想以上に、自分で決めたことは意地でも守りたがることが多いんですよね。
ヨンデミーでも、本の感想の提出の際にヨンデミー先生と「次いつ本を読むか」を約束するパートがあるんですが、お子さんによってはその約束を何が何でも守ろうとしたりするんです。

た:おっしゃる通りで、娘もヨンデミー先生との約束を守れていないとソワソワするみたいです。
「約束を守りたい」というところから逆算して、じゃあいつなら読書できるのか、どうすれば読書できるのか、ということを自分で考えるようになりました。

笹:約束をうまく活用すると、やりたいこととやるべきことのバランスをお子さんなりに取っていく力がつくのかもしれませんね。

わが子の個性に寄り添ったサポートを実現するには?
~ たかねさんの場合 ~

笹:お話を伺っていると、お子さんの主体性を尊重しつつ、成長のために素敵なフォローをされている場面が多々ありますよね。
たとえば毎月の「本の日」(※前編で詳しくお話ししています!)など、「選択肢を用意しておいてお子さんに選んでもらう」というような工夫があるなと感じます。

一方、ヨンデミーでもお子さんのサポートをさせていただいている中で、お子さんごとの個性や特性は本当に十人十色で、それぞれのお子さんやご家庭に合うようにノウハウをアレンジすることってとても難しいなと実感するんです。
たかねさんのご家庭では、お子さんの個性に合わせた工夫をするためにどのようなことを意識されていますか?

た:子どもたち一人ひとりが違うので、もちろん我が家で意識していることがどのご家庭にもしっくりくるというわけではないと思いますが……
我が家では「モンテッソーリ教育」を土台にしていて、「保護者や先生が教える以前に、子ども自身の中に成長するパワーがある」という考え方を大切にしています。
だから、子ども自身が興味を持っていることや伸ばしたいと思っていることは何なのか、とにかく観察して、そのパワーを引き出してあげたいなと思っているんです。

笹:なるほど、観察が欠かせないんですね。

今おっしゃっていた「お子さんの成長するパワーを大切にしたい」というのは、まさにヨンデミーでも重視しているポイントですね。
「お子さんの成長する力」「本が成長させてくれる力」、この2つを信じているんです。
ヨンデミー先生にしても、お子さんに無理に何かを教え込むのではなくて、「こんな読み方もあるよ」「こんな楽しみ方もあるよ」と、ある意味ちょっっぴり無責任にあれこれ言う存在だと思っています。ヨンデミー先生の言うことを全部まじめに聞いてくれなくても大丈夫なんです。
でも、お子さんが読書を続けるうちに本が教えてくれたり、お子さんのほうも心のどこかでちゃんと本に反応していたり……
そういう部分をかなり信じているんですよね。

た:確かにそうですね。 私も、娘には親である私だけではなくて、本だったり出会う人たちだったり、色んな存在から学んでほしいと思っています。
私は私一人の人生しか歩んでいないし、私が読んできた本や勉強してきたことの知識しかないので。
そう考えると、本は手を伸ばせば知識が得られる身近な存在で、大切なものだなと思います。

笹:素敵ですね……!
私たちヨンデミーメンバーも、「本の楽しみ方」などのヨンデミー先生がお子さんたちにお話しする内容を、一つだけに偏らせないように気をつけています。
ヨンデミーメンバーはみんな本が好きなので、「本の楽しみ方って何?」なんて聞かれると、全員違う答えを出すんですよね。その中から一つだけの正解を決めるんじゃなくて、違う答えを全部ヨンデミー先生のアドバイスとして載せる。そういうことが大事だよねと、たかねさんのお話を伺って改めて感じました。

た:そうなんですよね! 私も、娘には私一人の偏った意見ではなくて、ヨンデミー先生とのやりとりを通じてヨンデミーメンバーの方々の色んな意見をどんどん吸収していってほしいと思っているんです。

笹:お子さんの可能性を観察しながら、たくさんの価値観に触れてもらうことが、お子さんの個性を大切に育むことに繋がるのかもしれませんね。
私たちヨンデミーも、そのお手伝いをしていければと思っています!
本日は素敵なお話をありがとうございました。


たかねさんのInstagramはこちらをチェック!
https://www.instagram.com/takane715/


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