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夜鳴猫作品集

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夜鳴猫が執筆した詩・歌詞・随筆などの文芸作品集です。
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記事一覧

【実験詩】夢

踏んだのは水 ハッとして溝を見る 眼下から見上げてくる ミニチュアの人魚 街灯は薄暗く ぼう…

夜鳴猫
4か月前
3

【散文詩】終わりと続き

「終わり」はいつだってこの手中にある。 結局のところ、全てはいつか終わるのだから。 何かを…

夜鳴猫
4か月前
3

【詩】飲水

水を注ぐ それが一日の始まり 無色透明な液体も それでいて虹色に輝く 口に含む そして安らか…

夜鳴猫
5か月前
5

【随筆】雨は雨、雪は雪

いつからだろう 雨を鬱陶しく思うようになったのは いつからだろう 雪にはしゃがなくなった…

夜鳴猫
7か月前
5

【歌詞】あまのじゃく/つくよみちゃん

いつからだろう あなたのことを ちょっと特別に 想い始めたのは 夕闇に飲み込まれて 紫に…

夜鳴猫
5か月前

【歌詞】笑い皺ができるまで

君と出かけるのは もう何度目だろう 君と出かける度に 僕は君を見つめる いつだって愛らし…

夜鳴猫
5か月前
2

【詩】未鳴未開

私は不如帰 鳴かぬならば 殺してくれれば いっそ楽だろう 綺麗な声で 歌おうとしても むせぶ涙で うまく声が出ないの 喉を枯らして 叫ぼうとしても 咽る血反吐で 赤く口が染まるの もう辞めたい 帰りたい帰りたい でももうできない 帰るところもない 私は不如帰 鳴かぬならば 殺してくれれば いっそ楽だろう 綺麗な花を 開こうとしても 焦る想いで 無為に時を過ごすの 茎を絞って 咲かそうとしても 夏の暮れまで 無心に待つしかないの まだ咲かない 開きたい開きたい でもま

【随筆】承認欲求の処方箋

はじめにこの頃、「承認欲求」という単語が独り歩きしているように思えてならない。 元来心理…

夜鳴猫
5か月前
4

【詩】靴を脱いで

今日もお疲れ様 どうしたのさ そんなに俯いて 肩を落として 「なんでもないよ」って 君は…

夜鳴猫
5か月前
3

【随筆】The Last Tune:現存在の遺作

ーー明日世界が滅ぶなら、最期にどんな曲を遺したい?ーー  唐突にそんな問いかけがーー矛盾…

夜鳴猫
6か月前
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