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寄稿・出演情報

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與那覇潤が寄稿した論考や、出演するイベントの告知記事です。なるべく「〇〇に出ます」以外にも、おまけをつけるよう努力しています。ご予約の参考や、ビブリオグラフィー代わりにどうぞ。
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2025年1月の記事一覧

「足りない主義」が令和の日本を食べ尽くしつつある。

先日ぼくも無自覚に使ってしまったが、「精神論」という語を目にして、よい意味にとる人は令和…

Yonaha Jun
3週間前
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与党機関誌『公明』にて、誤れる政治の潮流3つに物申す。

公明党の機関誌『公明』の2月号は、特集「現役世代に光を当てる」。7ページに文字びっしりの私…

Yonaha Jun
4週間前
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キラキラしなくちゃいけないの? (1/28にシラス出演します)

精神科医の斎藤環さんと『心を病んだらいけないの?』を出してから、早くも5年が過ぎつつある…

Yonaha Jun
1か月前
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エマニュエル・トッドと江藤淳

共同通信に依頼されて、昨年11月刊のエマニュエル・トッド『西洋の敗北』を書評しました。1月8…

Yonaha Jun
1か月前
55

詐欺師はつらいよ: 車寅次郎とピーター・ティール

一大選挙イヤーだった昨年が閉じられ、『潮』誌2月号の特集も民主主義。佐々木俊尚さん・東畑…

Yonaha Jun
1か月前
58

ポピュリズムを生むのは熱狂でなく絶望である

前回の記事と同じく『文藝春秋』2月号の、第二特集は豪華な識者が世界各国の危機を論じる「崩…

Yonaha Jun
1か月前
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戦争に敗けた後で、歴史を書くことは野蛮なのか

今月発売の『文藝春秋』2月号にも、連載「「保守」と「リベラル」のための教科書」が掲載です。戦後80年の最初の月に寄せて、私が採り上げたのは石川淳の代表作「焼跡のイエス」(1946年)。 敗戦直後を代表するこの短編のあらましは、ずばり、まずは以下のリンクから読めるところまで読んでいただくとして、文字数の関係でどうしても書けなかったことを、今回はお話ししたく。 この小説、舞台が前半と後半で微妙に違うんですよね。コラムで採り上げた喧騒溢れる上野の闇市は、前半。後半はそこからちょ

リベラルとはネオンサインのホルモン屋を守ることである

去年の忘年会で、はじめて池袋西口の「酒蔵 力」(さかぐら りき)に行った。力は1969年に浦和…

Yonaha Jun
1か月前
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