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【日常】自己紹介のようなもの

今日は自己紹介も兼ねて、私の超大切な相棒の紹介をしたいと思います。
私は持病により一日をベッド上でしか過ごせません。
たまの移動にも車椅子が必須なのですが、手元にやって来てくれるまで山あり谷あり絶壁ありだったのが、こちらの車椅子であります。

ティルト・リクライニング式電動車椅子、その名も『インパラ』さん。
由来は大大大好きな海外ドラマ【スーパーナチュラル】から、ディーンが超絶愛していたベイビーちゃんから拝借しました。


この子のおかげで私は外の空気を吸えたり、気分転換にご近所のスーパーに行ったりできるので、本当になくてはならない存在です。

体幹の保持が困難なので、写真では分かりづらいですが胸の下辺りとウエスト部分にシートベルトがついています。
ヘッドサポートとその下についているクッションは、年々首の保持も難しくなり、首から肩にかけてをサポートするものがないと首が折れ曲がって車椅子にも乗れないやという状況だったので、コレ良さげじゃない? と見つけた枕の綿を調節して使っています。

病状の悪化に伴い車椅子に一工夫加えたように、文字を書く環境も試行錯誤を重ねながら変遷してきました。
とはいえ何とか環境を整えても、頭を使う作業は体を使うのと同等かそれ以上に負荷がかかってしまうので、大好きな読書や映画を楽しんだり、友人と会話をしたり、こうして文字を書くことを含む、あらゆる面でハードルが跳ね上がってしまったのは本当にもどかしい限りです。

それでも現状、私なりのしあわせというものを見落とさずに生きていけるのは、今につながる体の不調をどうにもならずに抱えて過ごしてきたウン十年や、変わらず接してくれる貴重な友人たちのおかげなので、あの時もこの時も何とかかんとか生き延びてきてよかったなぁと、時々振り返ってみたりなんかします。
いつか、そんなこんなも文字にして昇華できたらいいなと思っています。

そして、ここであれこれ文を書いたりしているわけですが、読んで下さる方には本当にありがとうございますと伝えたいです。

何故ならそんなこんなの状態なので、誰かに読んでもらうために体裁を整えたりだとか、推敲を重ねたりということがなかなかできません。
読みづらかったり内容が破綻していたりのオンパレードだと思われます。

私は自分への処方箋として文章を書いていて、言い換えれば、それ以上のものにするためのエネルギーがありません。
でもどれだけ破綻していようが読みづらかろうが、書いた後に倍返しで負荷を負おうが、書くことで私は息ができるし、やっぱり好きだな、としみじみ感じ入ったりするのです。

自分が好きでしていることを、同じく好きで書かれている方々と同じところに放流したいと思って見つけたのがこの場所でした。
見てくださる方がいるんだなと感じるたび、精度を上げられないことを悔しく思う以上にうれしさが湧いてきます。

そして皆様の書かれるものを拝読するたび、そこに込められているおもいや、言葉の持つパワーにたくさんの力をいただいています。
書いたものを発信することで、外の世界と関わることが難しい私にも、小さな繋がりを感じることができるのです。

そういうわけで、通りすがりでもなんでも、目にとめて下さったそこのあなたへ、本当にありがとうございます!!

最後に、細く長く続けていくためにも無理をせず、これからもマイペースに書くことを楽しんでいきたいです。
よろしくお願いします。



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