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2022年の振り返り

 2022年も残りわずか、ということで、例年に倣ってこの1年を振り返ります。

はじめに

 まずは2022年の月ごとのハイライトを。
『#2022年の絵を振り返る』というタグのテンプレートを使って、並べてみました。

 今年はとにかく二次創作が中心の1年でした。
 とはいえ、ただキャラを描くだけじゃなくて、背景の描き込みにも力を入れて、一枚絵の情報量や完成度を高めることを意識していました。

イラストレーターとして前進した1年

 今年は、これまでの日々の積み重ねがようやく芽を出したような1年でした。
 というのも。
 2021年6月にココナラに出品して、イラストレーターとしての活動を始めて。
 同年11月下旬に、ようやくココナラで初めてのご依頼をいただいて、2022年1月に納品完了しました。
 それを皮切りに、毎月依頼関係のイラスト制作をしているくらいにご依頼をいただき続けて。
 時には企業様からのご依頼をいただくこともありました。
 また、11月からSkebでリクエストをいただくようにもなって。

 イラストレーターとしての2年目は、全部で20件の依頼・リクエストをいただきました。
 ココナラで初めて出品してから半年ほど依頼が来なくて、どうにか1件ご依頼いただけた2021年に比べると、ものすごい進歩・変化があった1年だったと思います。

 そういえば、今年の初めあたりに書いた記事で、やりたいことを書いていました。

■イラストの仕事をいただく
■自著の新刊を出す
■ツイッターで企画をやる

 この3つの内の1つ、「■イラストの仕事をいただく」を達成することができました。
 ただ達成するだけではなくて、これからイラストレーターとして成長していける可能性も感じて、それが今年一番の成果だと思っています。

 それから、他の項目について。
 自著の新刊は、2021年3月に出した【黒歴史の正しい葬り方】の2巻をAmazon Kindleで出版しました。
 イラストレーターとしての活動で手いっぱいになっていたので、イラストは表紙だけでした。
 それでも、書籍1巻分である10万文字程度を描き上げて、第5稿まで推敲を行い、出版に向けての編集作業までできた点を鑑みれば、「ただ書くだけ書いて終わり、満足」よりもずっといい成果だったと思います。

 そしてツイッターの企画は、できませんでした。
 ――いえ、正確には、しませんでした。
 2021年はWeb小説家さんの小説を読んでキャラデザや表紙を描いたり、無償のリクエストを受けたりしましたが。
 イラストレーターとして、対価を受け取ってイラストを描く活動が始まったら、無償でイラストを描くのはなかなかできないな、と。
 わざわざお金を払ってくださっている依頼者様がいるわけですし。

イラストレーターになるため、成果を出すために

 1つ前の見出しの冒頭でも書いたように、2022年は、これまでの積み重ねがようやく芽を出した1年だったと思います。
 2020年にイラストを描き始めて、公開し始めてから、ペンを持たなかった日はほとんどありませんでした。
 今年くらいだと思います。
 PCの買い替えをして、移行作業のために1、2日ほどイラストが描けない日があった程度で。
 それ以外は、ひたすらイラストを描き続けていました。

 1、2年目は特に、ですが。
 1日の内の使える時間の大半をイラストに注ぎ込むことが、もう数え切れないほどありました。
 10時間以上ぶっ続けで描き続けたり、たった1枚描いているうちに1日が終わったり。
 自分で言うのもなんですが、割とストイックにイラスト制作に打ち込んでいたと思います。
 見方を変えれば、自由に使える時間の大半がもはや引きこもりでした。

 なんでそんなにイラストに必死になっていたかと言えば――
 とにかく、とっとと画力を上げたかったからです。
 1日でも早く、イラストレーターとして稼げるようになりたかったからです。
 少しでも多く、自分の小説のイラストや描きたいものを描きたかったからです。
 生きている内に――それこそまともに体や脳が動く間に作れる数に限りがあると知ったからです。

 イラストに必死になるに当たり、捨てたものや、いったん手放したものが、様々あります。
 捨てなければ、手放さなければ、たぶん、この2022年はありませんでした。
 こんなに変化のある1年には、ならなかったんじゃないかな、と。

 私の好きな言葉と言いますか、もはやふとした時に脳裏をよぎる人生訓がありまして。

「何かを得るためには、同等の対価が必要になる」
「何も捨てることができない人には何も変えることはできないだろう」


 1つ目は、『鋼の錬金術師』の特にアニメで有名なセリフです。
 2つ目は、『進撃の巨人』で、女型の巨人が初めて出てきた時、アルヴィン団長の目論見に気づいたアルミンがこぼしたセリフです。
 どちらにも共通するのが、等価交換。
 イラストレーターとして稼ぎたい、という目的のために、この3年、色々と捨てたり手放したり、対価として支払ってきました。
 だからこそ、これまでにないくらいの成果を出せたんだと思います。

 じゃあ、その成果は対価に見合っているか? と言えば――そうでもないです。
 まだまだ、足りません。
 今後につながるきっかけや可能性を感じた程度です。
 なので、これからです。
 これから、この3年に支払った対価に見合う、いやそれ以上の成果を得ていきます。

2022年の成果

 今年はイラストを描き始めてから一番成果を実感した1年だったので、どんなことがあったか、振り返ってみました。

・2022.01 初めてイラスト制作の依頼達成
・2022.06 初めてココナラでゴールドランクに
・2022.06 イラストレーターとして活動開始後、初めてのパソコン買い替え
・2022.07 初めてツイッターで100RT達成
・2022.07 初めてVtuberに二次創作イラストを動画サムネイルとして使ってもらえた
・2022.07 初めてツイッターで300RT2000いいね達成
・2022.07 初めて企業案件達成
・2022.08 依頼完了数10件達成
・2022.12 初めてSkebでリクエスト達成
・2022.12 初めて30日間で5件のリクエスト受注

 実績ばかりを挙げましたが、これ以外にも絵描きとして、あるいはイラストレーターとして変化を感じる瞬間が何度かあって。
 そういう内面的なものも含めれば、この1年は本当に、充実していたと思えます。

最後に

 2022年は技術に知識、経験、実績と得るものがたくさんありました。
 じゃあ、2023年はどうするか?
 それについては、次の記事で書こうと思います。

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