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初心者向け!投資信託を選ぶ際の4つのポイント

「投資信託を始めてみたいけど、どう選べばいいの?」と迷っていませんか?初心者の方が失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえるだけで大丈夫です。本記事では、投資信託を選ぶ際に注意すべき4つのポイントを、わかりやすく解説します!


重要:手間がかからず世界標準の投資方法を選ぼう!

初心者におすすめなのは、インデックス投資型の投資信託です。理由はシンプルで、手間がかからず世界標準の投資方法だから。さらに、信託報酬(手数料)が安く、長期的にコストを抑えて資産を増やしやすいのもポイントです。

また、ネット証券で購入することで、余計な手数料をカットできます。プロに無料で相談できるからと、銀行や証券会社の窓口に行ってしまうのは、逆にあなたの首を絞めることになりかねないので、仮に昔からの付き合いで~とか知人の紹介などでも行かないことが賢明です。

1. インデックス投資を選ぶべき理由

インデックス投資とは、市場平均を目指す投資方法のこと。例えば、世界の経済全体に分散投資する「全世界株式」や、アメリカの代表的な株価指数に連動する「S&P500」などが人気です。

なぜインデックス投資が良いのかというと、アクティブファンドのほとんどがインデックスファンドに勝てないからです。データによれば、長期的に見て8割以上のアクティブファンドがインデックスファンドの成績を下回っています。

2. 信託報酬(手数料)が安いものを選ぶ

投資信託を選ぶ際には、信託報酬(運用中にかかる手数料)がとても重要です。この手数料は運用益に直接影響します。

例えば、年間の信託報酬が1.5%の投資信託と、0.1%の投資信託では、長期運用の場合に大きな差が出ます。仮に100万円を運用して5%の利益が出た場合

  • 信託報酬1.5%:利益が3.5万円

  • 信託報酬0.1%:利益が4.9万円

これが10年、20年と続くと、大きな差になりますよね。初心者には、手数料が0.2%以下のインデックスファンドがおすすめです。その理由は、長期的に見て手数料が利益を大きく左右するからです。

例えば、信託報酬がeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)では0.05775%eMAXIS Slim米国株式(S&P500)では0.09372%と非常に低コストです。これが長期投資での利益を高めるカギになります。

ただし、直近の目論見書によると、実際の運用でかかる総経費率は、

  • 全世界株式(オールカントリー):0.10599%

  • 米国株式(S&P500):0.10180%

となっており、これも十分に低コストです。信託報酬だけでなく総経費率も確認しておくとなお良いです!信託報酬だけでみるとオールカントリーのほうがS&P500より低いものの、総経費率で比較するとS&P500のほうが安いという結果になっています。
とは言うものの、微々たる違いなので、目くじら立てるほどの差ではありません。あまり気にしすぎてもよくないですよ。

また、新NISAでは購入時や換金時の手数料がかからない商品が多い点も魅力的です。各手数料がゼロの商品を選ぶことで、無駄なコストを削減できます。

3. 銀行や証券会社を信じない

初心者の方にとって、銀行や証券会社で投資信託を勧められると「プロのアドバイスだから安心」と思うかもしれません。でも、ここで注意が必要です。多くの銀行や証券会社が勧める商品は、手数料が高いものが多いんです。

なぜ手数料が高い商品を勧めるのかというと、銀行や証券会社はそれによって利益を得ているからです。つまり、彼らにとって利益が大きい商品が、必ずしもあなたにとって良い商品ではない可能性があります。

そのため、余計な手数料を避けるためにも、ネット証券(楽天証券やSBI証券など)で自分に合った低コストのインデックスファンドを選ぶのがおすすめです。

4. 銘柄数と業種を分散

投資信託には多くの銘柄が含まれていますが、その銘柄数や分散の度合いも選ぶポイントです。

例えば、全世界株式に連動するファンドには、数千もの企業が含まれています。これにより、特定の国や業種(セクターと呼ばれるもの)に偏らない運用ができるのがメリットです。一方で、特定の地域や業種に集中したファンドはリスクが高くなる可能性があるため、初心者にはあまり向いていません。

セクターの分散も大事で、IT、医療、消費財、エネルギーなど、幅広い業種に投資できる商品を選ぶことで、リスクをより抑えることができます。

シンプルに賢く投資信託を選ぼう!

初心者が投資信託を選ぶなら、以下のポイントを意識してください。

  • インデックス投資を選ぶ(アクティブファンドより長期的に有利)

  • 信託報酬が安いもの(0.2%以下が目安、eMAXIS Slimシリーズがおすすめ)

  • 銀行や証券会社ではなくネット証券を利用(余計な手数料をカット)

  • 銘柄数やセクターが分散されているもの

これらを満たす投資信託をネット証券で購入するのが、最も手間がかからず効率的な方法です。具体的な商品は、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)eMAXIS Slim米国株式(S&P500)などです。

投資信託選びに迷ったときは、世界標準のインデックス投資を軸に考えましょう。そして、コツコツ積み立てていけば、将来きっとその成果を感じられるはずです!

ブログでもインデックスファンドの強みについて発信中です!こちらもぜひ見てみてくださいね!

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