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鍛練して強みを磨き上げることで差別化を図る。

仕事仲間と一緒に大阪で食事をしました!

『鍬焼き』や『ハンバーグ』が名物の隠れ家的な居酒屋です。
隠れ家的というか、隠れすぎてて、本当に見つからないお店です笑

金目鯛の刺身もありました!
写真をパシャパシャ。


お好み焼き(海鮮ミックス玉)も、パシャパシャ。
とにかく、なんでも写真を撮る習慣ができちゃっています 笑

そして、写真をたくさん撮っていた割には、正直な感想として、
・見栄えは良いが、味は普通
・料理が出るまで時間がかかる
→最初のお酒が出るまで20分、串一本が出るまで45分
・メニューに在庫切れが多く、スタッフの方が把握していない
→注文してから30分後に気付く、このやりとりが2~3回起きる
という感じでした。

ただ、ひたすら、スタッフの方が
「牡蠣バターならあります」を連呼するので、注文してみました!

これです。

感想は・・・
「とにかく美味しい!」です。
なぜかわからないですが、「とにかく美味しい」です。

即、追加注文したら、すぐに出てきました 笑

この牡蠣バターだけで、店の評価が一瞬でひっくり返りました!

このお店の本当の名物というか、強みは、きっと牡蠣バターです。

この牡蠣バターを一緒に食べた仕事仲間が、真似して牡蠣バターを作ってくれたのですが、なかなか再現は難しそうですね。

リピートしたいと感じるくらい、たった一つでも強みがあることが大事だなと実感しました!


後日、東京にて、お店のスタッフ達と一緒に食事をする機会がありました!とても美味しいと評判の韓国料理のお店『ジャガルチ市場』です。


早速、いろいろ注文してみました!

感想は、
「たしかに美味しいけど、他のお店とそこまで大差ないのでは?」という感じです。

そんな時、店員さんから、「サムギョプサルは注文しないの?」、「サムギョプサルがおすすめですよ」と強く勧められたので、注文してみました!

結論は・・・
めちゃくちゃ美味しいです!

サムギョプサルという、一見、シンプルに見える料理で、なぜ、こんなにも味に差が生じるのか理由がわかりませんが、とにかく、めちゃくちゃ美味しいです!

個人的には、新大久保で、トップ3に入るくらいの美味しさだと思っています!

同様に、
「ポテトチヂミも人気ですよ」
「毎日たくさん注文が入りますよ」

と勧めていただいたので、同じく注文してみました!

ここまで来たら、どのような話の展開になるか、ご想像通りだと思いますが・・・
はい、そうです!
追加注文しちゃうくらい、めちゃ美味しかったです!

大阪の隠れ家的な居酒屋も、新大久保の韓国料理のお店も、どちらも強みを持っているという共通の要素があります。

その強みを理解した上で、さらに強みを武器にするために、磨き、尖らせて、それがニーズに刺さるようにして、差別化を図ることが大事ですよね!

磨き、尖らせるという言葉を聞くと、刀鍛冶の話を思い出します。

日本刀は、まず、素材となる玉鋼(たまはがね)を「水減し」(みずへし)や小割り(こわり)という工程で、硬さによって選別します。

その後、さらに不純物を取り除き、炭素量を均一化させるために、鋼を折り返して鍛える「鍛錬」という工程に進みます。

もちろん、細かい工程は沢山ありますが、要は、使う素材を選別して、さらに純度を高めて、鍛え上げていくことで尖らせるということですね!

仕事面においても、強みを磨き、尖らせるためには、刀鍛冶の話と同様の工程を踏む必要があると思います。

例えば、料理に関していうならば材料を選別するだろうし、特に、人材面でいうならば、オーディションを通じて、より能力の高い人材を選出する必要があると思います。

つまり、間口の徹底が大事だということです。

そして、選出した人材でプロジェクトチームを組み、互いに切磋琢磨するというプロセスにおいては、メンタル的に様々なチャレンジや葛藤があったりするかもしれません。

切磋琢磨するということは、少なからず摩擦や抵抗があるということです。

これをリスクとして捉える人もいるかもしれませんが、自らを鍛練し、強みとして活かすためには、避けては通ることができない道だと考えます。

泳げない者は溺れればよい。
最初からできる人は少数派で、「できる」と言われる人の多くは、できる人に自らを変えていったんだと思います。
ただし、その必然性は人それぞれ違うので自分で発見するしかない。
柳井正

「泳げない者は溺れればよい」という言葉だけ聞くと、少し、冷たい印象を受けるかもしれません。

できれば、もっと温かみのある親切な表現があれば良いのですが、きっと、これが真実で、愛情が溢れる表現だと思います。

小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり。
稲盛和夫

自分自身を鍛練するプロセスで、メンタル管理、いわゆる自己管理能力をアップさせていくことができると思います。

仮に、自己管理能力が低すぎて、自分の意思で鍛練するに至らない場合は、ほぼ強制的に切磋琢磨をせざるを得ない仕組みを作り、そこに身を置くことも効果的かも知れません。

平均的な成果を求めている方からは、「そこまでやるの?」と思われるかもしれませんが、「そこまでやって」身に付けた経験や力は、ある意味、かけがえのない資産となり得るかもしれませんし、その分、他者との差別化も図れると考えています。

健全な競争のもと、互いに切磋琢磨し合い、「強み」を加速させることが大事ですね!


向山雄治
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