過去をなぞらず、改善と挑戦をする。
店のスタッフを労うために、一緒に食事をしてきました。
ボク:
『何でも好きなものを選んでねー。』
スタッフ:
『鰻(うなぎ)が食べたいです。』
という話の流れで、うなぎ屋に向かいました。
向かった先は、
『新宿うな鐵はなれ』というお店です。
徒歩数分のところに、『新宿うな鐵』の本店もあります。
『新宿うな鐵』は、60年以上前に創業された、
うなぎ専門店として多くの人に愛されている老舗です。
高級品である『うなぎ』を串焼きにして、リーズナブルに提供し始めたのは、この『うな鐵』が先駆けのようです。
『新宿うな鐵はなれ』は、こんな感じです。
老舗の風格を出しつつ、モダンな印象の店構えです。
お店に入ると、ガラス張りのカウンターがあります。
ガラス越しに、職人の方が、うなぎを焼く様子を見ることが出来ます。
ボクたちは、二階のテーブル席に案内していただきました。
いろいろなメニューがありますが、
まず最初は、串焼きを注文してみました。
肝焼きです。
うなぎの内臓で、たれで焼き上げたものです。
少し苦味があるので、お酒好きには、たまりません。
くりから(左3本)、白ばら(右3本)です。
くりからは、うなぎの背中の部分です。
皮はパリッと、中身は、フワプリっとしていて、わさびが合います。
白ばらは、うなぎの一番太い骨の周りの白身です。
塩で焼き上げてて、美味しいです。
串巻きです。
うなぎのお腹の部分で、皮がパリッとしています。
こちらも、塩で焼き上げてて、美味しいです。
スタッフの子に、一番、評判が良かった串焼きです。
日本酒も注文してみました。
『十四代』というものです。
隣のテーブルの方々が、
『このお酒、美味しい』と盛り上がってたので、注文してみました。
めちゃくちゃ美味しいです。
店員さんも、お酒の説明をしてくださいました。
ありがたいです。
あとで、調べてみたところ、
幻の高級プレミア日本酒だそうです。
あっ、、、
幻の日本酒とは知らずに、たくさん飲んじゃいました。
うなぎのたたきです。
これ、めちゃくちゃ美味しいです。
お酒に合います。
『うな重 特上』です。
肝吸いやお新香もセットで付いてます。
うな重のアップです。
表面は軽くパリッとしてて、中身は超ふわふわという、
絶妙な焼き加減が最高です。
久しぶりに、うな鐵のうな重を頂きましたが、
個人的には、浜松のうな重よりも美味しいと思ってます。
さらに調子に乗って、
『十四代 無濾過』というものも頂きました。
スタッフ:
『先ほど飲んだ、十四代 本丸と、味は違いますか?』
ボク:
『あっ、やべ。味の違いを確認するのを忘れてた。』
スタッフ:
『・・・』
ボクは、たいてい、こんな感じです。
味の違いよりも、美味しければ良しというタイプの人間です。
それにしても、
スタッフ、楽しそうです。
二人仲良く、うなぎをパクパク食べています。
スタッフのKさん:
『黄色の目線モザイクを入れた写真、またブログに載りそうじゃない?』
店長のTさん:
『きっと、そうだよー。』
黄色の目線って言われたので、
あえて違う色にしようかと思いましたが、やっぱり黄色で継続することにしました。
ボクの中で、黄色の目線モザイクが、伝統になりつつあります。
スタッフ、テンションが上がって来ちゃいました。
めちゃノリノリです。
隣のテーブルのお客さん達とも仲良くなりました。
隣のテーブルの方:
『いやー、うるさくしちゃって、すみません。』
ボクたち:
『いえいえ、賑やかで、とても楽しかったです。』
隣のテーブルの方:
『美人が二人も居て、良いですねー。』
うちのスタッフが褒められると、なんだか嬉しいです。
最高の食事会でした。
『うな鐵はなれ』について、少しだけ調べてみました。
『新宿うな鐵』は、創業以来、50年以上も、一店舗のみで営業していたようですが、『株式会社新宿うな鐵』の三代目代表である花澤健太さんが、新たなチャレンジをされているようです。
伝統を守りながら革新を行うということで、
2016年に『新宿うな鐵 恵比寿店』をオープン、そして、2019年には『新宿うな鐵 はなれ』をオープンしたそうです。
ちなみに、本店から数分のところに、はなれをオープンした理由は、
老朽化してきた本店のビルを改装する場合、一時的に営業ができない間でも、お客様にうな鐵の味を提供するためだそうです。
そして、今後、海外進出も検討しているようですが、伝統を守るために、判断は慎重にやるそうです。
『リスク管理をしつつ、攻めていく。』
『ブランド価値を守りながら、攻めていく。』
過去をなぞらず、改善と挑戦をしていくことが大切ですね。
今日もチャレンジして、事業を拡張していきます。
向山雄治