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見えないものを信じて努力で成果を創る。

今年もスタッフ達と一緒に、初詣に行ってきました!

毎年、増上寺に初詣に行っているんです。

今年の大晦日は、ちょっと時間があったので、
増上寺に向かう前に、浅草寺に寄ることにしました。

破魔矢を3本、背負って歩く姿は、
平家物語「扇の的」に登場する「那須与一」を想像しちゃいます笑

中学生の頃にテストに出てきた懐かしい原文は、こんな感じです。

■平家物語「扇の的」の原文
ころは二月十八日の酉の刻ばかりの事なるに、折節北風激しくて、磯(いそ)打つ波も高かりけり。
舟は、揺り上げ揺り据ゑ漂へば、扇も串に定まらずひらめいたり。
沖には平家、舟を一面に並べて見物す。
陸(くが)には源氏、くつばみを並べてこれを見る。
いづれもいづれも晴れならずといふ事ぞなき。

与一目をふさいで、
「南無八幡大菩薩(なむはちまんだいぼさつ)、我が国の神明(しんめい)、日光の権現(ごんげん)、宇都宮、那須の湯泉大明神(ゆぜんだいみょうじん)、願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ。
これを射損ずるものならば、弓切り折り自害して、人に二度(ふたたび)面(おもて)を向かふべからず。
今一度本国へ迎へんとおぼしめさば、この矢外させ給ふな。」
と心の内に祈念して、目を見開いたれば、風少し吹き弱り、扇も射よげにぞなつたりける。

与一、かぶらを取つてつがひ、よつぴいてひやうど放つ。
小兵(こひょう)といふ条、十二束三伏(じゅうにそくみつぶせ)、弓は強し、浦響くほど長鳴りして、あやまたず扇の要際(かなめぎわ)一寸ばかり置いて、ひいふつとぞ射切つたる。
かぶらは海に入りければ、扇は空へぞ上がりける。
しばしは虚空(こくう)にひらめきけるが、春風に一揉み二揉み揉まれて、海へさつとぞ散つたりける。
夕日のかかやいたるに、みな紅の扇の日出だしたるが、白波の上に漂ひ、浮きぬ沈みぬ揺られければ、沖には平家、ふなばたを叩いて感じたり。
陸には源氏、えびらを叩いてどよめきけり。

あまりのおもしろさに、感に堪へざるにやおぼしくて、舟のうちより、年五十ばかりなる男の、黒革をどしの鎧着て、白柄(しらえ)の長刀(なぎなた)持ったるが、扇立てたりける所に立つて舞ひ締めたり。
伊勢三郎義盛(いせのさぶろうよしもり)、与一が後ろへ歩ませ寄つて、
「御定(ごじょう)であるぞ、つかまつれ。」
と言ひければ、今度は中差取つてうちくはせ、よつぴいて、しや頸(くび)の骨をひやうふつと射て、舟底へ逆さまに射倒す。
平家の方には音もせず、源氏の方にはまたえびらをたたいてどよめきけり。
「あ、射たり。」
と言ふ人もあり、また、
「情けなし。」
と言ふ者もあり。

それにしても、
覚悟を決めて、目標を達成した那須与一は、見事です。
逆境において、決めて達成する力は現代においても必要ですよね!

話を戻して・・・
浅草寺に向かって歩いていると、バンダイ本社を発見しました!

たくさんのキャラクターが並んでいることで有名で、ちょっとした観光スポットになっています。

その中でも、個人的に一番、思い入れがあるのが、「ドラゴンボール」の「悟空」です。

ドラゴンボールの主人公である悟空は、
どんなときでも、明るくカラッと現実を受け入れ、挑戦して困難を乗り越えていくことを楽しむようなキャラで、多くのファンがいるように感じます。

そんな悟空になりきって、
以前、必殺技「元気玉」に挑戦してみたことがあります!
▼▼▼


昔のことを思い出しつつ、ちょっと童心を味わいながら、
さらに歩き続けると・・・

アサヒビール本社やスカイツリーが見えるようになります!

この辺の夜景は、とても素敵ですよねー!

そして、
浅草を訪れた人なら、一度は見たことがあるかも知れませんが・・・

アサヒビール本社の隣のビルの屋上に
金色の「う〇こ」の形をしたオブジェがあります!

皆、きっと、このように感じると思います!

「なぜ、こんなデザインにしたのだろう? 笑」

実際は、このオブジェは、「聖火台の炎」をあらわしているようです。
つまり、金色の炎が揺らめいているというわけです。

表現したいことは、「新世紀に向かって飛躍するアサヒビールの燃える心」だそうです。

何を伝えたいかも大事ですが、どのように伝わるかも大切ですよねー!


そして、いよいよ、浅草寺に到着しました!
有名な「雷門」です! とにかく、巨大です!

浅草といえば、いろいろな観光スポットがありますが、
ずっと気になりつつも、一度も訪れていないお店があります。

以前、「ゲキカラドウ」というドラマがあったのですが、
その第一話に、激辛系の飲食店として、「韓国料理店」と「ラーメン屋」が登場します。

新大久保にある韓国料理のお店には、もう何度か訪れています。

そして・・・
気になる浅草にあるラーメン屋「らーめんランド」は、こんな感じです!

名物は、「地獄ラーメン」です!
ボクが挑戦したいのは、ドラマでも登場した「地獄ラーメン50丁目」です。

近々、ドラゴンボールの悟空のように、
「おら、ワクワクしてきたぞ」
と一緒に挑戦してくれるであろうスタッフと一緒に食べにいく予定です 笑

そんな浅草寺をあとにして・・・
本命の「増上寺」に向かいました!

増上寺は、徳川家康をはじめとする徳川将軍家と深いゆかりを持っていることで有名です。

そんな増上寺に奉納されている「黒本尊」は、徳川家康公が深く崇拝し、その御加護により度重なる災難を除け、戦の勝利を得たという霊験あらたかな阿弥陀如来像とされています。

とくに、「勝運」「厄除け」「諸願成就」の仏様として、広く人々の信仰を集めているようです。

そんな増上寺の本堂は、雰囲気があります!

そして、とにかく、めちゃくちゃ混雑していました!
後ろを振り返ると、こんな感じです 笑

入り口から本堂に到達するまで、45分間もかかりました!
2024年のスタートは、揉みくちゃでした笑

ちなみに、子供の頃に流行ったかもしれない「年越しの瞬間、地球上にいなかったよ作戦」を、スタッフたちと一緒に実践してみました!

カウントダウンをして、年が変わる瞬間だけ、皆で一緒にジャンプをするというやつです笑

皆で童心に返るのは、やっぱり楽しいですねー!

初詣の後は、去年お世話になった破魔矢や御守り等を
お焚き上げしていただきました!

その後、毎年、恒例の「おみくじ」です!
2024年の運試しですよねー!

ボクは、必ず、毎回、大吉が出ると確信があります!
やっぱり、大吉でしたー!

つまり、「自己管理をしつつ、気を長く持ち、皆と連携を取りながら物事を進めていくと良いことがありますよ」と解釈しました!

おみくじは、運試しと同時に、一年間を生きていく上での教訓のようなものを形にしたものだと思います。

先人たちの様々な経験により得た学びが、ずっと語り継がれてきたものが教訓と呼ばれるのかなと思います。

そして、語り継がれるということは、そのこと自体に価値があるからだと思います。

那須与一、徳川家康、悟空、すべて歴史上、または、漫画上の人物であり、現在には存在しているものではありません。

しかしながら、語り継がれている理由があると思います。

■那須与一:
海の上で揺れる状況下で、命がけで扇の的を見事に射落とした。

■徳川家康:
勝利を重ね続け、天下を統一した。

■悟空:
どんな状況でも不屈の精神で立ち上がり勝利を掴み取った。

共通しているのは、
「自分自身を勝ちに導くことを決めて、達成し続けていること」だと考えています。

この人生観、信念のようなものが、
教科書やお守り、漫画という形を通じて、世に語り継がれているのだと思います。

人生観、信念というものは、目に見えるものではありませんし、人によって受け取り方や解釈の仕方は、きっと様々ですよね。

そして、目に見えないものに影響を受けて、それを信じること自体が大事なのではなく、それを糧にして、自分自身が努力することが大切だと思います。

目に見えないけども、触れて感じて、具体的にイメージして腑に落とし、実践することで、成果を創ることに意味があるのだと思います。

「多勢は勢ひをたのみ、少数は一つの心に働く」
「いさめてくれる部下は、一番槍をする勇士より値打ちがある」
徳川家康

2024年は、おみくじで得た教訓の通り、
「皆と連携を取り、チームとして機能させること」
「苦言を呈してくれる人の理解に努め、改善すること」
を念頭に置きながら、想いと行為を一致させて、成果を創り続けます!

向山雄治
https://humanstory.jp/mukaiyama_yuji/
https://www.instagram.com/yonkuro0801/
https://twitter.com/mukai_yonkuro

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