ふたりの長い夏の前日。
我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこへ行くのか
それは確かに恋だった。
思い出ばなし
『夏の前日』は今から十年と少し前、主人公と同じ大学生のときに出会った漫画で、私にとって特別な作品のひとつです。
「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」
生きることそのものに問いかけるふたりの物語。
当時はもちろん、今でもなにかの節目に思い出しては感慨に浸ります。
「ふたりの長い夏の前日。」と、
「それは確かに恋だった。」は、それぞれ1巻と5巻のオビのコピーです。
哲生と晶の物語を表現する、これ以上ないコピーだと思います。