新規事業日記:9月11日
正式に某社の中で新規事業をスタートしてよいということになった。とはいっても、社長氏いわく「いいって最初のときから言ってたじゃん!」ということで、確かにそういわれていたのだが、ビジネスモデルの詰めが甘くて練り直していた。そんでもって今日、正式に契約を交わすべくミニプレゼンを行ったところ、改めて許可となった次第だ。
社長氏「面白いじゃん」
私「ありがとうございます!!」
社長氏「面白いって最初から言ってるじゃん!」
私「はい、そうでした!ありがとうございます!!」
社長氏「でもあれよ?事業計画書としたら、こんなんまだまだ甘いから」
私「はい!マーケティングとプロモーション計画、営業計画と収支計画が全然詰め切れていません。これからです」
みたいな会話をした。私がまだ20代とかあるいは30代のはじめあたりで、知力と体力が申しぶんないのだったら、もしかしたらこういうアプローチを選んでいなかったろうか。知名度のある会社の中に入って新規事業をやらせてもらうといったような。
いや、たぶんそういうことじゃないかもしれない。よりスムーズに舗装された道の上を行けるだけの知己や経験、ネットワークをつくれたということなんだろうな。年齢なりの知恵なのかもしれない。ちなみに、傘下になるというのではなく、名前と会社を使わせてもらって活動するというだけなのだけど。
新規事業を興すのは名声が欲しいのでもなく、名誉が欲しいのでもないが、情熱を持てる仕事をしたい。一番の希望はそれ。
身の丈を超えすぎたことに手を出して血反吐をはいてきた過去の起業のようではなく、身の丈に合ったこと、想定できることをやれることの喜び。年とっていいこともあるな!がんばろっと。