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【いまさら聞けない】国産牛の種類

こんにちはYOMO肉です。
日本で流通している国産牛のお話。
日本の国産牛は和牛の他に「交雑牛」「乳用種」「経産牛」が流通しています。


☆乳用種 ホルスタイン種

乳専用種だが乳を出さない雄牛が肉用として飼育されている。

乳臭い個体が多かったが、近年飼育の工夫などで大分改善されてきている。
先日も北海道のホルスタイン種を食べてみたが、交雑種と遜色ない美味しさ。

また、この臭み和らげる方法としてドライエージングを試みている流通業者もいる。
臭みだけではなく肉質も柔らかくなるので、見つけたらチャレンジしてみていただきたい。


☆和牛 「日本の和牛」を参照ください。 (次にUPします)


☆交雑種

国産牛と国産牛を掛け合わせたものでF1牛(一代雑種牛)とも呼ばれる。

それぞれの牛の良い部分を生かしてより美味しい牛肉を作り付加価値をつけようというもの。

一番多いのは黒毛和種×ホルスタイン種で、肉質の向上させながらホルスタイン種のように大きくさせる事が目的。(黒毛和種よりホルスタイン種の方が大きい)

最近では和牛間交雑も始まっていて、黒毛和種×褐毛和種などがあり、少量ながら流通している。



☆経産牛

字の如く出産後の和種・ホルスタイン種・経産種、全ての出産経験した牛。

出産に値する体重と出産経験から、体重も大きく月齢も長くなる為、味は濃厚にはなるもののどうしても肉質が硬くなりがち。

昭和の頃は結構流通していたが、最近では余り見かけなくなった。

役割を終えた際、どうにかしてその味を広めたいと考える生産者も少なからずいて、ウェットエージングやドライエージングなど、様々な工夫がされている。

海外では柔らかい肉=良い肉という概念はないので、普通に流通している国もあるよう。

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