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【殺しの天使】猛毒菌🍄ドクツルタケ

白くて綺麗、軸のささくれのよう模様が絹のような光沢があっていかにも美味しそうなドクツルタケ、薄暗い森の中に点々としていてよく目立つ。
しかし致死量1〜3本という恐ろしい猛毒菌。
カエンタケ同様、悪魔の世界からやってきたのか、、、。

ドクツルタケ 幼菌 既に昆虫のご馳走になっている


似たきのこが少ないのかカエンタケより誤食中毒を聞かない、こっちの方がきのこらしくて綺麗なのに面白い。
ドクツルタケは「テングダケ科」に属するがテングダケ科は食べられるきのこの方が少ない科だから中毒も少ないのかも知れない。
テングダケ科のきのこはシメジのような株立は絶対にせず1本直立不動状態。

ドクツルタケ 開き始め
ドクツルタケ ツバと軸の模様が特徴

よく毒きのこや悪役に代表される「ベニテングダケ」
こいつも毒だがアミノ酸毒なので、長野県中信地方では毒抜きして食べるらしい。

ベニテングダケ フォトACより引用


触らぬ神に祟りなし!
くれぐれも御用心だが、カエンタケ同様毒茸を食べる昆虫もいるようで、自然の摂理は深いものである。

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