父が脳梗塞になるまで②
大学病院への紹介はとてもスムーズで、主治医がその場で大学病院の医師に電話し、次の日の診察予約を取って下さいました。
そして次の日に大学病院へ。
やはり狭窄がだいぶ進んでいるが、父のような脆くて柔らかい血管の頚動脈ステント留置術(CAS)も、この病院なら問題なく手術出来ます。僕(医師)としても30例ほど手術していますが、全員元気に退院されています。
と心強いお言葉を頂いたようで、その約2週間後には手術をすることに。
そして9/16。
コロナ禍ということもあり、付添いは母一人。父は自分の足で歩いて手術室に入っていったそうです。手術前に一瞬だけ父に会わせてもらえて、母が「頑張ってね」というと「大丈夫だよ。行ってくる」と答えたと母から聞きました。
しかしそこから約3時間後。
医師から「手術は上手くいったのだが、左半身の麻痺が出ている。すぐにMRIを取ります」と言われたそうで、母が私に電話をしてきました。私はすぐに実家に向かいました。
続く。