
-わが家の不登校- ここにいたらダメになる (3)
わが家の一人息子、ドラの不登校の顛末記です。
わたしのために、不登校で悩んでらっしゃる誰かのために、なれば、と思ってます。
昨日の続きです。
ドラに、絶対値とは?、と訊かれ、
ネットに
[中学 数学 絶対値]
と入れたら、
絶対値とは、原点までの距離である
こうありました。
「原点までの距離」
この言葉にガーンときた。
そうか!
わたしは、いつも数直線上にドラを置き、
学校に行ってるドラの友だちはプラス方向に、
学校に行かないドラはマイナス方向に進んでる、
そんなイメージを持ってました。
でも、彼らの絶対値は同じぐらい。
そもそも、マイナスをつけたりプラスをつけたりしてたのが間違いで、友だちは友だちで、ドラはドラで、それでいい。
とにかく、
絶対値のこの一文に出会った夜から、わたしの心持ちが少し変わったような気がします。
だからと言って、胸の内に広がってる黒雲がさぁっと千切れたわけではなく、ドラの受験勉強も全くうまく進んでいないようで、相変わらず三人家族はただの点々家族として、たくさんの家族が住むマンションの片隅で暮らしてました。
家の中が圧力なべの中みたいになる夜もあり、ある晩、それは、爆発したのです。
その夜は、たまたま、世界であの大きな大きなとてつもない大惨事が起こった日でした。
この続きはまた近いうちに・・・
ユコ@すこやかシニア