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左利きに優しい世界を。



左利きの割合は日本で見ても世界で見ても約10%くらいだという。


左利きってちょっと特別感あっていいよね。
サウスポーなんて呼び方もあって。


かくいう自分も左利きで、字を書く時だけは、幼少期に矯正されて、右利きだけど、それ以外は左である。字だけ右だから、両利きってわけでもない。


とはいえ、この世の中は基本右利き基準でものが作られていて、日常的にずーっと困るわけではないけれど、ちょっとした日常のあるひとコマにおいて、『あぁ!使いづらい!』と感じるくらいに迷惑している。

有名な例えで言えば、改札なんかがそう。
左利きの人は手を身体の前で交差するような形で切符を入れる、或いはICカードをタッチしなければならない。

だがこれは慣れればというか、無意識な行動に近いからそんな困らない。

他にはハサミなんかもそう。
これは言わせてもらうが、まじで使いにくい!


左で切ることができないハサミは最早論外であるが、一応切れるハサミでも右手に持ち替えて、慣れない手つきで切ったら、その切れ味に驚く。


え?左で切った時と全然ちゃいますやん!って。

あとはあまり知られていないというか、個人的に気づいたというか、おそらくそうだと思っているのが、コンビニの三角おにぎりである。

あれの開け方はまず上に①で次の②が右で、③が左に来ている。
あの順番で開ければ間違いなしなのだが、②と③を逆にして、①③②の順番で開けると、高確率で海苔が破れるのである。

ぜひやってみてほしい。
それで全然綺麗に開けれましたけど?ってなったら、それはただ自分が下手くそなだけなんだろう。


昨日仕事していて、ひとつ思ったのは、複数枚の同じ書類に印鑑を押すとなった時、右利きの人は、右で印鑑を持ち、左で書類をめくる。
押印欄は右下にあるから、結構スムーズに押すことができる。

一方、左利きの人は左で印鑑を持ち、右で書類をめくる。押印欄は同じく右下だから、ものすごく押しにくいかつ、全然スムーズに押せない。


なんでこんなにやりにくいんかなと思っていたら、左利きだからか!と勝手に納得した。
まあ右利きの方たちからすればめちゃくちゃどうでもいい話である。『あっそう。大変やな。』で終わる話。


そんなこんなで地味に困ることが多々ある。
世の中にはユニバーサルデザインといっても、左右関係なく、すべての人が使いやすいものが作られていたりするけど、浸透しているかといえば、全然そんなことない。


だから何が言いたいかというと、もっと左利きのことも考えてやってよ!ってこと。

まあたった1割の勢力なんて、大したことないからね。無理なんでしょうけどね。


これからも微妙に困りつつ、生きていきます!


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