伝わるホメ方
バイト先に人を褒めるのが上手な先輩がいた。
適切なタイミングで適切な褒め方ができるその先輩が羨ましくて私も真似してみたけどなかなか上手くいかない。同じように褒めているつもりなのに、「思ってないでしょ」と言われるのである。
褒めて人を動かせる人になりたい。私はコーチングの本や心理学の本を読み漁った。
ということで、今回は私流伝わるホメ方三箇条をまとめておく。
その一、褒めるときは具体的に!
そんなことは周知であろうと思われるかもしれないが実際できている人は少ない。「すごいね。」の前に一言、具体的な言葉をつける。これが案外大切なのだ。
その二、伸ばしたいところを褒める!
部下がいると、何を褒めたらいいかはわからないが、とにかく褒めないといけないシチュエーションなどがあるかもしれない。そういうときはもっと伸ばして欲しいところを褒めるのである!例えば、積極性に欠ける人には、会議で多く発言していたことを。準備不足が多い人には、少しでも準備ができていた部分を。
その三、評価ではなく感じたことを伝える!
序列があったとしても評価されればなんだかあまりいい気持ちはしない。それよりも、「頼りにしてるよ」とか、「君をみてると私も頑張らないとと思ったよ。」とかそういう言葉の方が嬉しくないだろうか。圧倒的な序列の中では評価も大切かもしれないが、フラットな関係に近づけば近づくほど、感じたことを素直に伝えるほうが心のこもった賛辞になるのである。
褒めて人を動かす。人間として生きる以上切手は切り離せない人間関係の中でこれはかなり使えるテクニックであり、一生を通じて必要なのではないだろうか。
伝わるホメ方三箇条。
大切にしたいものである。
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