【カオリ】話し合い
説得は無駄だ
説得は無駄だ
何回やっても
何年経とうと
手法を変えても
自分を変えても
説得は無駄だ
説得は無駄だ
君は僕ほど変えなかった
型に嵌めた
説得は無駄だ
説得は無駄だ
だって君らは
僕の説明
聞こえないふり
見ないふり
僕と話し合いしたいと言うその口で
僕の存在
また消した
説得は無駄だ
説得はされない
一生されない
そんな僕を真似する君は
君じゃない
僕じゃない
どれだけ
僕を奪えば
気が済むの
説得は無駄だ
説得は無駄だ
それでも君らを愛する
僕を
またしても
否定した
僕は生きる
それでも信じる
生きようとしない
群れの中
埋もれても
それがいつもの
「話し合い」
狂ってると言われても
変われと言われても
死ねと言われても
誰も愛してくれないと
嘆かれても
僕に
説得は無駄だ
説得は無駄だ
それが君らが
僕としたがる
「話し合い」
一緒に狂おう同意する人には
興味ない
寧ろ僕には
敵認定
信じた挙句に
裏切りのプレゼントを
いつもいつも
リボンまで付けて
声も聞こえない場所に
逃げられて
散々僕の
心の中を洗いざらい
言わせたくせに
あんなに
隠したかったのに
信じたのに
今も何処かで信じているのに
こちらからだけ見える君は
ずっとずっと
裏切るの
ここにおいでと
君は相変わらず
変わらなくて
楽そうだ
君の苦労を
今も昔も繰り返す
なのに
必要な労力を
僕にだけ求める
僕にとっては
自分は絶対変わらない
君は
楽そう以外
なんて言ってあげればいいの
それでも君に
かける言葉を
今も昔を
きっと生まれる前から
考え続けた僕だから
この人ならと一緒に狂える
思った人は
墓の中
「狂う」を「踊る」に
変換し
僕は墓地で
揺蕩うように
踊ったよ
説得は無駄だ
説得は無駄だ
僕はとっくに気付いてる
君らに学ぶのない事を
知らないふりして
説得されたふりすら
気付かれて
望む僕と
今日も明日も
明後日も
死を望まれながら
死に焦がれながら
説得は無駄だと叫びながら
説得される
今を夢見て
今日も眠る
君と話し合い
君が変わる
夢見てる
説得は無駄だ
説得は無駄だ
僕が
何回やっても
何年経とうと
手法を変えても
自分を変えても
説得は無駄だ
説得は無駄だ
それがこの世と
きっと
あの世を混ぜた
「話し合い」